私は、毎日、「シニアの株式投資日誌」を投稿しているのですが、シニア投資家は、全国に何人いるのか調べてみました。
〇 日本証券業協会の「個人株主の動向」(2019年7月公表)によれば、個人株主
数は増加傾向にあり、2018年度の個人株主数(延べ人数)は5473万人であ
り、名寄せ後の人数は1984万人(推定)とのこと。
日本には、現在、約2000万人の株式投資家がいるということになります。
〇 日本証券業協会が平成28年に実施した「個人投資家の証券投資に関する意識調査報告書」は、全国の個人投資家(20~89歳)5000人を無作為抽出して行った調査報告書です。
その調査報告書によれば、年代別の割合は以下の通りです。
39歳以下 7.9%
40-44歳 7.4%
45-49歳 8.3%
50-54歳 8.9%
55-59歳 11.5%
60-64歳 12.5%
65-69歳 15.4%
70歳以上 28.1%
年齢とともに割合が増え、70歳以上が最も多くなっています。私は、この「70歳以上」のグループに属しています。年齢的には、株式投資家の中心勢力の一員であることになります。心強い限りです。
さて、シニア=65歳以上と定義すれば、シニアの割合は43.5%です。
〇 以上より、シニア投資家の人数は、全体2000万人×その割合43.5%=
870万人ということになります。
〇 ところで、日本の人口は、総務省統計局の人口推計(2018年10月1日現在)
によれば、1億2400万人であり、そのうち65歳以上人口は3550万人です。
65歳以上で、株式投資を行っている人の割合は、870万人÷3550万人=
24.5%となります。
すなわち、65歳以上の4人に1人が株式投資を行っていることになります。
〇 結論
株式投資を行っている人の4割強がシニアであり、シニアの4人に1人が株式投資を行っている。
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