コロナ時代の株式投資

身に迫るコロナを感じつつ、株式投資を考えています

#コロナ、スウェーデンの死亡率はなぜ高い

〇 欧米諸国の中で、外出制限措置をとらなかったスウェーデンですが、他の北欧諸国に比べ、人口当たりの死亡率が高いことが指摘されています。


 人口10万人当たりの死亡者数(資料:Worldometer、5月20日時点)をみると、
スウェーデンは38人であり、ドイツ9.9人、デンマーク9.6人、ノルウェー4.3人と比べ、確かに高くなっています。

 

〇 スウェーデンの陽性者数、死亡者数(5月20日時点)は、同政府のホームページで公表されていますので、それをもとに年齢階級別致死率をみてみますと、

       陽性者数(人) 死亡者数(人)  致死率(%) 
10歳未満    147      0     0.0   
10代      364      0     0.0    
20代     2781      8     0.3   
30代     3662     12     0.3  
40代     4486     38     0.8  
50代     5604    118     2.1  
60代     3862    277     7.2   
70代     3636    854    23.5   
80歳以上   6973   2523    36.2  

 

〇 スウェーデンの死亡率が高いのは、他の国に比べ、高齢者の死亡者数が多いためではないかと推測されます。

 70歳以上の死亡者は、全体の9割近くを占めています。
 若年者の致死率は低いのですが、年齢とともに上昇し、80歳以上の致死率は36%にまで達しています。

〇 また、スウェーデン死者の半数は、高齢者施設で死亡しているようです。


〇 この2点より、スウェーデンの死亡率が高いのは、高齢者施設で集団感染が発生したことで、高齢者の大量死亡を招いたためと推測します。


〇 スウェーデン政府は、この点を反省し、現在、高齢者施設における面会を法律で禁止し、また、70歳以上の在宅の高齢者に対し、ステイホームを呼びかけています。

 

〇 ところで、日本の致死率は上昇中で、5月20日時点では、4.7%に達しています。


〇 日本でも、高齢者施設における集団感染が多発しています。


 有効対策を打たなければ、現在は低く抑えられている死者数も急増しかねないことを、スウェーデンの例は示唆しているように思います。

 

スウェーデン、#致死率