コロナ時代の株式投資

身に迫るコロナを感じつつ、株式投資を考えています

#コロナ、日本の死亡率は、実際は低くない

〇 東京都における、今年2月中旬から3月にかけての、コロナによる公表死亡者数は16人とされていますが、実際は200人以上であると推定されています。

 

〇 この推定は、国立感染症研究所が、2か月遅れで公表している「超過死亡」データに基づくものです。


 「超過死亡」とは、感染症が流行した一定の期間の死亡数が、過去の平均的な水準をどれだけ上回っているか示す指標です。


 PCR検査体制が整っていない国では、コロナによる死亡者数が過少に出てしまい、実態の把握ができませんので、WHOでも感染症の影響を分析する指標として超過死亡を推奨しています。

 

 5月24日付日経記事「コロナ感染死、把握漏れも 『超過死亡』200人以上か
東京23区2~3月 必要な統計公表遅く、対策左右も」によれば、


新型コロナウイルスの感染が拡大した2月中旬から3月までに肺炎などの死亡者が東京23区内で200人以上増えた可能性がある。

 同じ期間に感染確認された死亡数は都全体で計16人。PCR検査で感染を確認されていないケースが潜み、把握漏れの恐れがある。こうした「超過死亡」の分析に必要な政府月報の公表は2カ月遅れで、欧米の対応と差が出ている。(中略)


 肺炎以外を含む総死亡数は厚生労働省が人口動態調査で死亡数などを毎月集計。都道府県からの報告は省令で「翌々月の5日まで」と定められ、公表は約2カ月後だ。検査未確認の死亡数が増えたとみられる4月分の公表は6月下旬になる。


 集計が遅いのは、届け出の電子化が進んでいないこともある。手書きの死亡届を受けた市区町村は電子システムに入力して保健所に送付するのに「一定の期間が必要」(同省)なためだ。」


〇 コロナによる死亡者数は重要なデータであり、コロナ対策の基本となるものです。

政府には、超過死亡を迅速に把握できる体制を構築してもらいたいものです。

 

〇 ということで、

 日本は死亡率の低い国ではなく、PCR検査体制の遅れにより、死亡者数の把握が過少となったため、そう見えているだけです。


実際の死亡者数は、公表値の10倍以上いる可能性が大きいです。

 

#超過死亡