願!コロナ退散

コロナ情報あれこれ

#コロナ、日本の死亡者数は、G7の中でも圧倒的に少ないのでしょうか

「わが国では、人口当たりの感染者数や死亡者数をG7(先進7カ国)の中でも圧倒的に少なく押さえ込むことができています。」

 

〇 これは、安倍首相が、昨日(5月25日)の緊急事態宣言全面解除を表明した記者会見において誇らしげに述べた言葉なのですが、実際は違います。

 

〇 G7のメンバーであり、コロナ対策の優等生とされるドイツに比べ、日本は、検査体制・医療体制(特に集中治療室)の整備が遅れているにもかかわらず、
人口10万人当たりの死亡者数は、ドイツ10人に対し、日本は0.6人となっていることに、誇りを感じるのではなく、疑問を感じるべきです。

 

〇 コロナの陽性判定はPCR検査で行われますが、日本は検査体制が未整備であり、かかりつけ医が希望しても検査を受けられないという状況にありました。

 

〇 両国の検査件数、陽性者数、死亡者数を人口10万人当たりで比較しますと、(資料:5月25日付Worldometer)

     検査件数  陽性者数  死亡者数   陽性率   致死率 
ドイツ  4292   215  10.0   5.0   4.6
日本    214    13   0.6   6.1   5.0

 

 陽性率=陽性者数/検査件数、および、致死率=死亡者数/陽性者数を比較しますと、
日本の方がドイツよりも若干高めですが、不自然さは感じません。

 両者の違いは検査件数であり、日本はドイツの20分の1です。

 

〇 もしも、日本の検査件数がドイツと同じであれば、人口10万人当たりの死亡者数は13人となり、日本の死亡率はドイツの1.3倍となります。

 日本の方が検査体制・医療体制の点で遅れていることを考えると、この1.3倍は納得のいく数字です。

 

〇 また、5月24日付日経記事「コロナ感染死、把握漏れも 「超過死亡」200人以上か  東京23区2~3月 必要な統計公表遅く、対策左右も」によれば、


 東京都における、今年2月中旬から3月にかけての、コロナによる公表死亡者数は16人ですが、超過死亡データから推定される死亡者数は、その12.5倍の200人以上とされています。

 

〇 いずれも、日本の実際の死亡率は、公表値の10倍以上であることを示唆しています。

 

〇 緊急事態宣言全面解除にあたっては、気の緩みを最も警戒せねばならないのに、

安倍首相自身が変な自信を持っており、それが気の緩みにつながらないかと心配です。

 

#緊急事態宣言、#ドイツ、#死亡率