〇 コロナはインフルエンザとは違い、致死率の高い感染症であり、現時点で約900名の死亡者が出ています。
その死亡者の80%強は、高齢者および基礎疾患を持つ人です。
〇 経済社会活動再開により、今後も感染者数・死亡者数は増加していくと思われますが、コロナとの戦いは、ワクチンができるまで続く長期戦です。
感染者数が増えたからといって、再度、活動制限するようでは、経済的困窮による死亡者の増加を招きかねません。
〇 若年者の大半は、コロナに感染しても無自覚か軽症ですみます。一方、
高齢者や基礎疾患のある人が感染すれば、死に直結しかねません。
〇 コロナ対策の最終目標は、「国民の命を守る」ことであり、経済的困窮死もコロナ感染死も同時に防がねばなりません。
〇 したがって、経済社会活動再開後の新しい行動指針は、以下のようにあるべきです。
・ 致死率の低い若年者は、ソーシャルディスタンスを守りつつ、学び、働く。
その一方で、
・ 致死率の高い高齢者や基礎疾患をもつ者は、外出制限を守る。
・ 若年者は高齢者等との接触を回避する。特に、病院や高齢者施設での面会禁止。
〇 コロナ対策は、現在、クラスターが集中している医療機関や高齢者施設を中心に行うべきです。医療機関・高齢者施設における集団感染防止策としては、
・ 新規入院患者・入所者に対するPCR検査、陰性判明までは個室隔離
・ スタッフに対する定期的なPCR検査、
・ 入院患者・入所者に対する面会禁止
〇 私事ではありますが、
経済社会活動再開により、テニスクラブやピアノ教室は再開されますが、
私は、コロナで死にたくありませんので、コロナが終息するまでは休会します。
#経済社会活動再開、#院内感染、#施設内感染