願!コロナ退散

コロナ情報あれこれ

#コロナ、スウェーデンの現状と今後への期待

〇 欧州の中で、都市封鎖や外出制限措置をとらなかったスウェーデンですが、同国の死亡率は北欧では突出した存在となり、感染爆発を起こしたフランスを上回るまでになりました。

 

〇 各国のデータを比較します。資料:Worldometer、6月16日現在


 なお、検査件数および死亡者数は、人口100万人当たりの人数です。


                         検査件数    陽性率    致死率   死亡者数  
 スウェーデン 32191人  16.1%  9.3%     484人 
 ノルウェー       52753     3.0     2.8       45

 ドイツ    56035       4.0     4.7      106  
 フランス        21215    11.4    18.7      451

  
 (注)致死率=死亡者数 ÷ 陽性者数

 

〇 スウェーデンの100万人当たりの死亡者数を隣国のノルウェーと比較すると10倍以上です。感染爆発を起こしたフランスをも上回ってしまいました。

 スウェーデンの陽性率および致死率が高いのは、ドイツやノルウェーが早期発見・早期治療体制をとったのに対し、その真逆のやり方になってしまったためと思われます。

 なお、フランスの場合は、感染爆発を起こし、医療崩壊を招いた結果だと思います。

 

〇 スウェーデンのコロナ対策責任者のテグネル博士は今年4月、BBCに対し、

 スウェーデンの死者数が多いのは介護施設など高齢者用施設で感染症を持ち込まないようにできなかったためだと説明。

 なお、その後、高齢者施設での面会を禁止するなどの対策をとっています。

 

〇 ところで、新規死亡率は4月21日をピークに低下傾向にあります。高齢者施設の感染防止対策が功を奏しているのではないかと思います。
 https://www.worldometers.info/coronavirus/country/sweden/


〇 その一方で、6月に入って、新規陽性者数が増加傾向にあるのは、気になります。
 検査の範囲を拡大したためなのか、あるいは、感染拡大が起きているためなのかはわかりません。 
 

 現在、低下傾向にある新規死亡率が、再び、上昇に転ずるようだと問題です。

 

〇 経済社会活動を再開した欧米各国と、経済社会活動を制限してこなかったスウェーデンの、今後の死亡率がどうなるかを見守りたいと思います。

 

 スウェーデンには、コロナ終息時点の評価として、経済社会活動維持と感染拡大防止を両立した国として、コロナ対策の成功例となって欲しいものだと思います。

 

スウェーデン