〇 致死率は、50代1%、60代5%、70代15%、80歳以上30%と、年齢とともに急上昇しています。
〇 厚労省「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向」(6月24日18時時点)によれば、
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000643891.pdf
年齢階級別陽性者数・死亡者数・致死率
年齢区分 陽性者数 死亡者数 致死率
10歳未満 292名 0名 0.0%
10代 439 0 0.0
20代 3120 1 0.0
30代 2757 4 0.1
40代 2746 14 0.5
50代 2842 32 1.1
60代 1956 99 5.1
70代 1767 263 14.9
80歳以上 1839 548 29.8
不明など 46 4
合 計 17804 965 5.4
ところで、上記の陽性者数・死亡者数は、厚生省独自ルート(保健所経由)によるものであり、都道府県HPの数字を合計したものとは相違があるとの注釈付きです。
以前は、この相違が大きすぎて、厚労省発表は使えないと思っていましたが、今回は、その相違が小さくなりました。
すなわち、都道府県HPの数字を合計した厚労省「国内の発生状況」(6月24日24時時点)によれば、陽性者数17802名、死亡者数967名ですので、厚労省独自ルートの集計とほぼ同じといっていいでしょう。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_12088.html
〇 やっと、日本における年代別致死率が判明しました。
今後は、政府や自治体の皆さんは、80歳以上の高齢者の致死率は30%であることを踏まえた上で、高齢者感染防止対策を考えていただきたいと思います。
季節的には、避難場所における高齢者の処遇でしょうか。
また、昼カラについても、感染拡大防止の観点からだけでなく、高齢者のコロナ感染死防止の観点からも注意喚起していだきたいと思います。
#致死率、#年齢階級別死亡者数、#高齢者・Lives・Matter、#昼カラ