〇 東京都荒川区内の「ひぐらしの里」(定員100名)では、6月27日に90歳の入所者に感染が確認されて以来、感染の拡大が続いています。
〇 荒川区のホームページによれば、日別の感染者数(入所者)は、
日付\年代 70代 80代 90代 100歳以上 合計
6月27日 0名 0名 1名 0名 1名
6月28日 1 2 1 0 4
7月 1日 1 2 3 0 6
7月 2日 0 1 1 0 2
7月 3日 0 1 1 0 2
7月 4日 1 1 3 2 7
合 計 3 7 10 2 22
なお、上記以外に職員が6名感染していますので、合計人数は28名です。
〇 感染者については、病院への入院の勧告等を行い、現在、21名は病院に入院中、5名は入院予定、2名はホテル療養中。
入所者全員のPCR検査を進め、感染状況を把握する予定。
全職員のPCR検体採取はすでに完了し、加えて、念のため、症状の有無にかかわらず、併設施設を含めた関係する全職員のPCR検査を進める予定。
〇 病院は、それなりに感染症対策がとられているのですが、高齢者介護施設は必ずしもそうではありません。
介護施設における食事・入浴介助サービスなどはいずれも、職員と入所者との濃密な接触はさけられません。
〇 施設内で感染者が判明した時点で、すでに感染は広がっています。事前の対策として、高齢者施設へのコロナの持ち込みを防ぐためには、病院同様、
新規入所者へのPCR検査。陰性判明までの個室隔離。
介護職員に対する定期的PCR検査が必要です。
#高齢者施設内感染