〇 コロナに感染して重症化するのは、高齢者および基礎疾患を持つ人(以下、「高齢者等」と略)です。
したがって、重症者を増やさないための対策とは、高齢者等がコロナに感染しないようにすることです。
〇 高齢者等への感染経路は、家庭・職場・病院・高齢者施設・接待を伴う飲食店・昼カラなどが考えられます。
〇 高齢者等や若年者が個人でできる対策
無職の高齢者は、外出制限を守る。接待を伴う飲食店や昼カラなど感染リスクが高いところには行かないようにする。
若年者は、家庭や職場で、高齢者等にコロナをうつさないように気を付ける。
〇 病院や高齢者施設は、関係者が施設内にコロナを持ち込ませないための対策をとる。
病院や高齢者施設における集団感染は、大人数の高齢者等の感染を引き起こすことになるので、特に注意が必要です。具体的には、
・ 新規入院患者・入所者には全員PCR検査を行い、陰性が確認されるまでは個室隔離する。
・ 病院・介護スタッフに対しては、定期的にPCR検査を行う。
・ 面会者は、面会制限を順守する。
〇 市中感染拡大とともに、市中で感染したスタッフが、病院や高齢者施設にコロナを持ち込むケースは増えています。
スタッフの市中感染を早期に発見するには、定期的PCR検査が有効です。これを実施すれば、スタッフも市中感染しないよう気をつけると思います。
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