〇 大阪府では7月24日、25日と立て続けに2件のコロナ感染死が判明したのですが、2件とも公表は死亡当日でした。
一方、東京都においても、7月20日、25日と2件の死亡を公表しましたが、いずれも公表したのは死亡日から3週間経過後でした。
〇 この違いは、知事のコロナ感染に対する姿勢の違いにあると思います。
すなわち、小池都知事の方針は感染拡大の防止であり、その対策は夜の街が中心で、感染者数の増減に関心が集中しており、その分、死亡者に対する関心は薄いのでしょう。
一方、吉村府知事は、府民の命を守ることをコロナ対策の目的として明言しています。そうであれば、府民の死は、府民に伝えるべき最も重要な情報であり、死亡当日に公表したのは、その表れでしょう。
〇 また、大阪府では、第1波で、院内感染死が、コロナ感染死者の4割を占めた事実を踏まえ、院内感染防止対策を強化する方針を定め、府内の医療機関を対象に研修を始めています。
東京都でも同様に院内感染が発生していたのですが、それが公表されたのは、7月20日でした。それで始めて、コロナ感染死者の4割に相当する140人が院内感染で死亡していたことを都民は知りました。
〇 小池都知事にも、是非、院内感染防止さらには高齢者施設内感染防止対策をとっていただきたいと思います。
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