願!コロナ退散

コロナ情報あれこれ

#コロナ、東京都世田谷区、高齢者施設で集団感染多発。その背景は・・・

〇 世田谷区民ニュースによれば、

 7月29日、区立特別養護老人ホーム「芦花ホーム」職員1名の感染が判明

 7月29日までに、訪問看護事業所の職員2名と利用者計3名の感染が判明

 7月29日、特別養護老人ホーム(施設名非公表)で入所者2名の感染が判明。その後、入所者や職員に対するPCR検査を行った結果、NHKニュースによれば、入所者8名の感染が判明。感染者は合計で10名。なお、職員の感染者はいない。

 

〇 7月29日に3カ所で同時に感染が判明した理由は不明ですが、区内の高齢者施設に対し一斉に集団検査を行った可能性が考えられます。

 いずれにせよ、世田谷区で高齢者施設における集団感染が多発していることは確かです。

 

〇 ところで、東京都全体に言えることなのですが、第1波では病院における集団感染が多発したのですが、第2波においては、高齢者施設における集団感染の発生が目立ちます。

 その理由として考えられるのは、病院は、院内感染を起こした経験をもとに、院内感染対策を強化したことが考えられます。

 一方、高齢者施設の感染症対策は、病院ほどには厳しくありません。いいかえれば、利用者や職員による施設内へのコロナ持ち込みの可能性が高いです。

 にもかかわらず、第1波では、高齢者施設の集団感染が、病院に比べ少なかったのは、市中感染が第2波ほどには広がっていなかったためだと思います。

 

〇 第1波において、コロナ感染者は、そうとは知らず、体調不良を訴え、病院に行きました。病院の側も、コロナに対する知識不足から、外来患者や新規入院患者が、病院にコロナを持ち込むことを許してしまいました。

 今では、全ての外来患者、新規入院患者は、コロナ感染の可能性があることを前提に対応していますので、第2波では、院内感染が少なくなっているのだと思います。

 

〇 感染が広がっている現在、高齢者施設の職員および利用者は、市中や家庭内で感染する可能性が高まっています。

 特別養護老人ホームなどの入所系施設の場合、施設内にコロナを持ち込ませないためには、新規入所者全員に対するPCR検査、陰性が確認できるまで個室隔離、職員全員に対する定期的PCR検査の実施が必要です。

 現実には、集団感染が発生して始めて、職員や入所者に対するPCR検査を行っているのが現状であり、予防を目的にPCR検査を実施していることころは少ないのではないでしょうか。

 すなわち、市中感染の拡大とともに、利用者や職員も感染し、それが施設に持ち込まれた結果、施設内感染が起きたのだと思います。

 

 市中感染の拡大は、世田谷区に限りません。他の区においても、今後、高齢者施設における集団感染の多発が懸念されます。

 

#世田谷区、#高齢者施設感染