〇 この1か月、日本の感染者数は、2.1万人から4.8万人に2.3倍増しました。米国の1.6倍、ブラジルの1.7倍を上回る増加率です。
〇 5月25日の緊急事態宣言全面解除後、経済社会活動の再開とともに、感染は再拡大してきましたが、特に、この1か月、感染拡大のペースは加速しています。
8月10日時点とその1か月前の感染者数、入院患者数、重症者数、死亡者数を比較しました。
資料:厚労省「新型コロナウイルス感染症に関する状況及び厚生労働省の対応」
7月10日版および8月10日版
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_12360.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_12910.html
7月10日時点 8月10日時点 増加率
感染者数(累計) 20719人 47990人 2.3倍
入院患者数 2078 14063 6.8
重症者数 31 162 5.2
死亡者数(累計) 982 1047 1.1
感染者数以上に増加率の高いのが入院患者数で、1カ月で約7倍に増加しました。
東京都では、8月10日時点で、入院中1682人に対し、入院・療養等調整中は1047人に達しており、潜在的入院患者数は、かなり多くなっている状況です。
〇 感染者数(累計)の増加率を外国と比較してみました。
資料:Worldometer Total Cases(感染累計者数)
https://www.worldometers.info/coronavirus/
7月9日時点 8月9日時点 増加率
日 本 20,371人 46,783人 2.3倍
米 国 3,225,714 5,199,444 1.6
ブラジル 1,759,103 3,035,582 1.7
ドイツ 199,198 217,281 1.1
〇 ところで、コロナ統計上の重症者とは、「人工呼吸器管理(ECMOを含む)が必要な患者」と定義されているのですが、
第1波における人口呼吸器装着数のピークは4月26日で、その人数は310人程度でした。(グラフからの読み取り)
重症者は、この1か月間で31人から162人と5倍増です。
遠からず、コロナ感染者に用意された重症者用ベッド数に達してしまうのではないかと懸念しています。
#感染再拡大、#人工呼吸器、#医療崩壊