〇 第1波では院内感染により多くの高齢者や基礎疾患のある人の命が失われましたが、第2波においては、高齢者施設内感染に注意が必要です。
すなわち、高齢者施設は、病院に比べれば、感染症対策が不十分であり、今後、市中感染の拡大とともに、高齢者施設内感染の発生が予想されるためです。
〇 8月12日付MBSNEWS「大阪府の感染者『40代以上6割超』若者を大きく上回る」によれば、
「大阪府で8月11日に新たに確認された新型コロナウイルスの感染者のうち、40代以上の中高年世代が6割を占め、若者世代を上回ったことがわかりました。
大阪府では8月11日、小学生~90代まで102人の感染が確認されました。このうち40代以上が63人と約6割となっていて、10代~30代の若者世代の38人を大きく上回りました。
重症化リスクの高い70代以上の感染は35人と全体の約3割を占め、高齢者への感染の広まりも懸念されています。
背景には、8月11日に池田市の高齢者施設で14人の感染が確認され、この施設での感染者が合わせて27人にのぼるなど、高齢者施設でのクラスターが大阪府内の4つの市で確認されたことなどがあります。」
〇 高齢者施設においても、病院同様、新規入所者に対するPCR検査および陰性が確認されるまでは個室隔離、職員全員に対する定期的PCR検査が必要です。
〇 東京都千代田区では、新規入所者に対するPCR検査および介護職員全員に対する定期的検査を始めました。
#コロナ、東京都千代田区、介護施設で感染予防対策としてのPCR検査開始 - コロナ時代の株式投資
#大阪府、#高齢者施設内感染