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コロナ情報あれこれ

#大阪コロナ 重症者の年代別生還率

〇 8月13日の大阪府吉村知事のツイッターによれば、

「第1波の分析で分かったことは、重症者の内、60代以下の生還率は高いが、70代以上になると一気に下がる事実です。また、本日現在の重症者内訳は、70代以上50%、60代以上で75%。」

 

具体的な年代別生還率が気になります。

 

〇 ところで、コロナ統計上、重症者とは、人工呼吸器による治療を受けている人と定義されています。以下は、それを前提とします。

 

〇 年代別生還率も気になるのですが、その前に、そもそも、生還率の低い70代以上の高齢者が重症化した場合、どれだけの人が人口呼吸器治療を受けているのか、という点です。

 

〇 厚労省の年代別重症者数・死亡者数統計によれば、第1波のピーク付近の4月28日時点の統計は以下の通りです。死亡者数は累計であり、重症者数は4月28日時点です。割合は、全体に占める年代別の割合です。

https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000626140.pdf

 

        人数(人)      割合(%)

 年代     重症者  死亡者   重症者    死亡者

 10歳未満   1    0    0.3    0.0

 10代     1    0    0.3    0.0

 20代     3    0    1.0    0.0

 30代     8    2    2.6    0.7

 40代    37    5   12.1    1.8

 50代    53   13   17.3    4.7

 60代    97   31   31.6   11.3

 70代    72   77   23.5   28.0

 80代以上  34  147   11.1   53.5

 合計    306  275  100.0  100.0

 不詳      2    0

 

 死亡者全体の5割以上を占める80代以上が、重症者では1割を占めるに過ぎず、逆に、

 死亡者全体の1割強を占めるに過ぎない60代が、重症者では3割強を占めています。

 

〇 これは何を意味しているのでしょう。

 先ず、確かなことは、死亡者全員が、人工呼吸器による治療を経て、死亡にいたっているのではない、ということです。

 

 上記の例で言えば、80代以上の死亡者147人のうち、何人が人口呼吸器による治療を受けたのだろうか、ということです。

 80代以上の生還率が低いことは最初から分かっていますので、人工呼吸器による治療をうけないままに死亡した人も結構いたのではないかと思います。

 また、ピーク時でしたので、助かる可能性の高い方に人工呼吸器を使用するというトリアージが行われた可能性もあります。

 

〇 大阪府では、年代別統計をとられたようなので、是非、詳細を公開していただきたいと思います。

 

#大阪府重症者 #人工呼吸器 #トリアージ