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#大阪コロナ 重症者の感染経路が判明

〇 8月18日、吉村大阪府知事は、テレビ朝日報道ステーションに生出演し、急増する重症者数について説明しました。

その中で、最も興味深かったのは、重症者の感染経路で、

 感染経路不明  約7割

 施設内クラスター 1割

 家庭内感染    1割

 濃厚接触者    1割

とし、引き続き、

「若い世代から高齢者に広がっています。軽症から亡くなる場合もあります。重症から死亡だけがルートではありませんが、共通しているのは、高齢者の方が亡くなるということなので、重要なのは高齢者にうつさない、高齢者はうつらないようにすること。」

 

〇 それにしても、重症者の感染経路の7割が不明で、家庭内感染・施設内感染は各1割とはどういうことなのか疑問が残ります。

 感染経路不明は若年者に多く、高齢者の場合は、家庭内感染や高齢者施設内感染が大半であるためです。

 

〇 ところで、重症者の定義は、大阪府の場合は、集中治療室・人工呼吸器使用です。

 すなわち、吉村知事もいうように、必ずしも集中治療室・人工呼吸器を使用している人の中から死亡者がでるのではありません。

 

〇 では、重症者の年齢構成はどうなっているのでしょうか。

 残念ながら、このデータは現在は公表されていません。かつて、厚労省は、年齢階級別重症者数を公表していました。第1波の感染がピーク付近の4月28日時点の資料があります。

https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000626140.pdf

それによれば、

 重症者の年齢構成は、60代32%、70代23%、50代17%、40代12%、80代以上11%、39歳以下4%となっており、80代以上は1割にすぎません。

 一方、死亡者の中心は80代以上で5割以上を占めており、60代は1割に過ぎません。

 すなわち、重症者は50-70代が中心で、死亡者は80代が中心であるということです。

 

〇 ところで、東京都は8月13日に開催したモニタリング会議において、年齢階級別感染経路を分析し、公表しました。

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/monitoring.files/0812komento-1.pdf

それによれば、高齢者の感染経路は

 60 代は家庭内感染56.8%と最も多く、次いで会食での感染が 18.2%。

 70 代以上は家庭内感染が43.3%と最も多く、次いで施設での感染が35.0%。

 7 月1日からこれまでの累計では、80 代以上の約 2/3 が施設内で感染。

 

〇 大阪府の重症者の感染経路、東京都の年齢階級別感染経路分析、および4月28日時点の重症者の年齢階級別統計から、

 大阪府の、重症者の年齢構成は、50-70代が中心であり、80代以上は少ないと推定します。

 

〇 大阪府には、重症者の感染経路のみならず、年齢階級別人数も明らかにして欲しいと思います。

 

(参考)

#コロナ、東京都、高齢者の感染経路は、家庭内感染と高齢者施設内感染 - コロナ時代の株式投資

 

#大阪府重症者 #重症者感染経路