〇 最近、私(70過ぎの高齢者)は、散歩中、マスクを着用しません。
人けの少ない屋外でのマスクは不要と思っており、かつ、炎天下、マスクをして歩くと息苦しく、熱中症の危険を感じるからです。
〇 一方、散歩中、マスクを着用する人とすれ違う際に、何となく後ろめたさ=同調圧力を感じています。
この同調圧力は、感染者を非難する世間の目と裏腹の関係にあると考えます。
人けの少ない屋外でもマスクをするのは、他人にうつさないためというより、他人の目を気にしてのことだと思います。
〇 ところで、コロナに対する恐れは、立場により様々です。
高齢者は、コロナ感染死を恐れています。
若年者は、世間の目を恐れています。
〇 「正しく恐れる」とは、
致死率の低い若年者は、大いに、学び、働こう。ただし、高齢者にうつさないようにしよう。特に、家庭内感染は要注意です。
致死率の高い高齢者は、外出制限を守ろう。自分の身は、自分で守ろう。
政府・自治体は、泥縄式のコロナ対策を改め、今後の感染者数・重症者数・死亡者数を予測した上で検査体制・医療提供体制を整備しよう。
また、死亡者の5割以上をもたらす院内感染・高齢者施設内感染防止対策を強化しよう。
〇 コロナは、現在、まだ序の口の段階です。残念ながら、しばらく収束しません。
コロナとの戦いは、長期戦になります。
長期戦に備え、今こそ、「正しく恐れる」ことが必要です。
(参考)
#コロナ、全国、新規死亡者数 前週比2.2倍(8月13-19日) - コロナ時代の株式投資