〇 大阪府の8月の死亡者数が24日時点で44人となり、過去最大であった5月の42人を超えました。
〇 5月と8月の年齢階級別死亡者数を比較しますと、
5月 割合 8月 割合
49歳以下 1人 2.4% 0人 0.0%
50代 1 2.4 2 4.5
60代 5 11.9 4 9.1
70代 15 35.7 7 15.9
80代 12 28.6 23 52.3
90代以上 8 19.0 8 18.2
合計 42 100.0 44 100.0
死亡者全体に占める80代以上の割合が、5月が48%であるのに対し、8月は70%と、22ポイント上昇しています。
〇 第1波では、死亡者の5割が病院・高齢者施設における集団感染によるものでしたが、集団感染は病院(6ヵ所・感染者284人)が中心でした。
一方、8月は高齢者施設において集団感染が多発しています。
この1か月で、高齢者施設14ヵ所で集団感染が発生、利用者・職員合計で214名が感染しています。
高齢者施設の利用者は、80代以上が中心であり、それが死亡者の年齢構成に反映しています。
〇 8月はあと1週間残していますので、月間では、5月の42名を大きく上回ることが予想されます。
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