〇 かつて、日本の死亡率の低さは世界の謎でしたが、感染拡大につれて上昇を続けた結果、新規死亡者数では、ドイツを上回る水準にまで達していました。
〇 新規感染者数・死亡者数 日独比較表
期間:8月1日~8月28日
資料:Worldometer
https://www.worldometers.info/coronavirus/
単位 |
ドイツ |
日 本 |
|
人口 |
万人 |
8,383 |
12,641 |
平均年齢 |
歳 |
45.7 |
48.4 |
新規感染者数 |
人 |
31,449 |
31,201 |
新規死亡者数 |
人 |
136 |
232 |
人口100万人あたり |
|||
新規感染者数 |
人 |
375.2 |
246.8 |
新規死亡者数 |
人 |
1.6 |
1.8 |
累計死亡者数 |
人 |
111.7 |
9.8 |
検査件数(累計) |
件 |
133,705 |
11,238 |
〇 累計死亡者数では、日本はドイツの10分の1ですが、新規死亡者数では、実数でも人口あたりでもドイツを上回りました。
〇 ドイツは、コロナに対する検査・医療提供体制が整備できているようですので、ドイツの死亡率が日本より低いのは当然と思います。
〇 日本の検査件数が増えれば、死亡者数も増えることは予測できましたが、現時点で、日本の新規死亡者数がドイツを上回っていたのは驚きでした。
〇 なお、8月28日時点の7日間移動平均ベースの死亡者数ですが、ドイツ5人、日本12人となっています。
資料:上記と同じWorldometer
(参考)