〇 昨日(9月2日)のNYダウは続伸、前日比454ドル(1.59%)高の29100ドルと29000ドルを回復。
2日発表の米経済統計を受けて景気回復が続いているとの見方が強まり、主力ハイテク株に比べ出遅れていた銘柄が幅広く買われたためです。
28000ドルを回復したのが先週月曜日の8月24日でしたので、株価上昇に弾みがついた形です。
〇 9月3日付日経記事「NYダウ続伸、454ドル高 景気回復期待で」によれば、
「(前略)
調査会社オートデータが1日発表した8月の米新車販売台数は前年同月比12%減と、大幅に落ち込んだ4月から持ち直しつつある。
米雇用サービス会社ADPが2日発表した8月の全米雇用リポートによると、非農業部門雇用者数(政府部門を除く)は前月から42万2000人増えた。市場予想(117万人)は下回ったが、増加幅は7月(21万2000人)から増えた。
巨大ハイテク株に比べ出遅れていた銘柄に循環物色的な買いが入り、飲料のコカ・コーラやIT(情報技術)のIBMが大幅に上昇。化学のダウや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)、建機のキャタピラーなど資本財株も高い。ソフトウエアのマイクロソフトやSNS(交流サイト)のフェイスブックなど主力ハイテク株の一角にも買いが続いた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前日比116.78ポイント高の1万2056.44と初めて1万2000台に乗せて終えた。」
〇 NASDAQは史上最高値を更新中ですが、NYダウも、2月12日につけた史上最高値29551ドル(終値)が視野に入ってきました。
#NYダウ、