コロナ時代の株式投資

身に迫るコロナを感じつつ、株式投資を考えています

#コロナ、欧州、バカンス明けで再び感染拡大

〇 バカンス明けの欧州でコロナ感染が再拡大。休暇中の移動や感染者の追跡不足が原因とみられています。

 

〇 9月18日付日経記事「欧州、再びコロナ感染拡大」によれば、

スペイン政府は16日、1日(過去24時間)の新規感染者が約1万1千人と発表した。重要指標の「人口10万人あたりの2週間の感染者数」は280人超と欧州最多で、累計の感染者数が世界首位の米国や2位のインドを上回る。フランスの16日の新規感染者は約9700人だ。6月は1日あたり数百人だった。

 

 感染拡大は欧州全体の傾向だ。ドイツは1日の感染者数が1千~2千人ほどで6~7月の数百人より増えた。イタリアも再び感染がじわりと拡大している。メルケル独首相は8月に「今後数カ月でさらに状況は厳しくなる」と語った。

 

 人の移動が原因だ。欧州連合EU)は7月に順次、域外からの人の流入を認めた。米調査会社ソジャーンは「欧州向け国際便の予約数は4月に前年比85%減まで落ちたが、8月は65%減で推移する」と指摘する。

 

 フランスは夏季のホテル稼働率が高かったとされ、人の動きが活発だった。危機が去ったとの誤解も広がり、カステックス仏首相は8月下旬の記者会見で「気のゆるみがあった」と話した。

 

 スペインは6月のディスコ再開が早すぎた、との指摘がある。観光業は国内総生産GDP)の約12%を占める重要産業で、観光客が集まるディスコ再開を急いだとされる。南部アンダルシアなどで集団感染が起きた。

 

 感染経路の追跡が足りない、との指摘もある。マドリードで追跡に必要な人員は1200人以上と試算されるが、夏には400人弱しか配置されていなかった。中央政府は今月上旬から全土の追跡を支援するため約2千人の軍を動員した。

 

 感染対策も復活しつつある。スペインは8月中旬、飲食店の営業を午前1時以降は認めないと発表した。北東部カタルーニャ州は8月下旬、10人以上が1カ所に集まることを3週間、禁じると表明した。マドリード地方政府は16日、対象を絞った外出制限を再導入すると明かした。

 仏ボルドーマルセイユは14日、集会や夜間の酒類販売制限などを導入した。イタリアでは8月中旬から、ディスコや砂浜で踊ることが禁じられた。ギリシャ政府は9月15日、一部の地域で飲食店や映画館の客数を制限すると明らかにした。

 

 欧州委員会は7月、2020年のEUの経済成長率が前年比マイナス8.3%との予測を発表したが、前提は「感染の第2波が来ないこと」だ。再拡大が進むほど、景気回復の道のりは険しくなる。

 

(参考)

#コロナ、G7、新規死亡者数 各国比較(9月第2週) - コロナ時代の株式投資

 

#コロナ、フランス、1日あたりの新規感染者数 過去最多 - コロナ時代の株式投資

 

#バカンス明け、#感染再拡大、#欧州