〇 11月4日付産経新聞記事「米大統領選 投開票作業、一部の激戦州で数日かかる見通し」によれば、
「3日投開票の米大統領選の開票作業では、郵便投票が激増したことにより、勝敗の行方を左右する激戦州の東部ペンシルベニアと中西部ウィスコンシンの両州で当選者の確定が数日間かかる見通しが強まってきた。
CNNテレビによると、3日午後11時(日本時間4日午前1時)現在の開票率はペンシルベニアが41%、ウィスコンシンが42%にとどまった。
投票用紙に記入された署名による投票者の本人確認など、集計作業に入るための事前処理を3日から始めたのが原因だ。
事前処理を2日に始めた中西部ミシガン州の開票率も39%。しかも、票数が多いペンシルベニア州フィラデルフィアやミシガン州デトロイトを抱える投票所では、「人手不足」などを理由に3日夜から翌朝9時まで集計を中断したことも作業の停滞に拍車をかけた。
ペンシルベニア州では、3日の消印が押され6日までに到着した郵便投票を受け付ける。投票用紙の申請はあったものの選管当局に返送されていない票は59万あるといい、今後も続々と票が届く可能性がある。
同州の方式については、共和党のトランプ大統領が「不正投票を見逃し暴動を誘発する」と批判しており、法廷闘争に発展する可能性も指摘されている。(後略)」
〇 米国の大統領選挙は、予断を許さない状況が続きそうです。
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