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#コロナ、スイス、第2波、経済を優先した結果は・・・

〇 スイスでは、コロナ感染が急拡大しており、欧州の最大感染多発国となっています。

 

〇 11月12日付Newsweek配信記事「コロナ第2波、優等生スイスは人命より経済優先」によれば、その要点は、

「同国内の病院は、11月13日までにICU(集中治療室)の対応能力が限界に達する見通しで、今後はICUでの治療をできる限り短期間に抑えることが課題になると専門家は言っている。

 

 第1波が収束し始めると、スイスは他のヨーロッパ諸国やアメリカよりも迅速かつ大幅に、行動規制を緩和した。

 バーやクラブは営業を再開し、屋内でのマスク着用は自由に任された。観光局はフランス語放送のテレビで宣伝を再開。10月1日からは、1000人以上のイベント開催が解禁された。スイス人は、まるでパンデミックなどなかったように秋を迎えた。

 

 スイスが厳しい措置を取りにくいひとつの理由は「連邦制」だ。第1波の後、連邦政府は国内26州に対して、独自の新型コロナ対策を取る権限を与えた。だが州といってもスイスの州は小さいところが多く、行動を起こすことに消極的だった。

  中央政府の権限が弱く貿易に依存しているスイスでは、長年企業が大きな力を持ってきた。1848年以降、連邦政府は企業寄りの政党が多数を占めてきた。統一の最低賃金はなく、労働者の権利保障もほとんどない。中央政府の経済への干渉は嫌がられる。

 

 世論調査では、パンデミックに関する国民の一番の懸念事項は「医療崩壊」ではなく「経済への影響」だという結果で一貫している。

 同国マウラー財務相は、再度のロックダウンを行えば、健康のために経済と財政を犠牲にすることになりかねないと主張する。部分的なロックダウンを求める政党や政界幹部もいない。

 

 感染数が爆発的に増える一方で、倒産する企業も増えている。

 この危機にあたり、経済学者ら50人は11月2日にようやく、政府に一部ロックダウンの導入を求める公開書簡を提出した。

 

〇 人口100万人あたり1日平均新規感染者数(単位:人)

国名

4月

9月

10月

11/1~11

スイス

50

43

375

935

フランス

58

145

399

699

イタリア

55

25

195

524

スペイン

84

218

288

451

英国

69

58

265

328

ドイツ

36

19

92

224

 

人口1000万人あたり1日平均新規死亡者数(単位:人)

国名

4月

9月

10月

11/1~11

スイス

50

3

8

85

スペイン

115

19

28

82

フランス

106

7

24

80

イタリア

86

2

15

65

英国

119

3

21

51

ドイツ

23

1

4

16

ジョンズ・ホプキンス大学のデータをもとに筆者が作成

 

〇 第1波に対しては、スイスはロックダウンを実施し、ドイツ同様、大きな打撃を受けることなく乗り切ったのですが、第2波に対しては違ったようです。

 

#スイス、#第2波