〇 11月21日付産経新聞記事「悪化する6つの感染指標 北海道、東京など「ステージ3」への移行秒読み」によれば、
「(前略)
東京、大阪、北海道などの感染拡大地域では、併せて医療提供体制も逼迫してきており、現況の上から3番目の警戒レベル「ステージ2(感染漸増段階)」から2番目の「ステージ3(感染急増段階)」へ移行する可能性も高まっている。
新型コロナウイルス感染症対策分科会は今年8月、「病床の逼迫具合」や「人口10万人あたりの療養者数」など6つの指標を基に、4段階のステージを設定した。
各ステージの移行については、この6指標を目安に都道府県知事に判断が委ねられている。(中略)
厚生労働省が20日に公表した指標によれば、北海道は5つの項目でステージ3に該当。最大確保病床の占有率は、指標の20%を大幅に上回る38・3%に上るほか、人口10万人あたりの療養者数や、1週間単位の新規感染者数は、ステージ4(感染爆発段階)の指標である25人も超えている。
東京都や大阪府でも、5項目がステージ3の指標を上回る。(後略)
〇 11月17日付NHKニュース「新型コロナ 各地で異なる“ステージ”分け」によれば、政府の分科会が定義するす5段階のステージとは、
「政府の分科会は、感染状況について、ことし8月、
▽「ステージ1」 感染が散発的に起きている
▽「ステージ2」 感染が漸増、だんだん増えている
▽「ステージ3」 感染が急増している
▽「ステージ4」 爆発的に拡大している
の4つのステージに分ける考え方を示しました。
そして、ステージを判断する指標として、
▼「病床のひっ迫具合」
▼「療養者数」
▼「PCR検査の陽性率」
▼「新規感染者数」
▼「直近1週間と前の週の感染者数の比較」
▼「感染経路が不明な人の割合」
の6つの項目を挙げています。
ステージ3では強い対策も
政府の分科会は、「ステージ3」にあたる都道府県では、酒を提供する飲食店の利用の自粛要請や、感染予防を徹底できないときは県をまたいだ移動の自粛を徹底するなど、強い対策を行う必要があるとしていて、
尾身茂会長は11月12日の記者会見で、政府の消費喚起策「GoTo キャンペーン」も含めた経済活動の抑制が必要になるという認識を示しています。」
〇 今後、都道府県は、ステージ引き上げに動くと思われます。
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