〇 東京都では、7~8月の第2波において、無症状や症状の乏しい職員を発端とした高齢者施設・医療施設における施設内感染が発生していたのですが、その対策は、現時点においても準備段階にあるようです。
〇4か月前の東京都のモニタリング会議における、専門家のコメントをみると、
7月29日
「特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、病院、訪問看護等、重症化リスクの高い施設において、無症状や症状の乏しい職員を発端とした感染が見られており、高齢者施設と医療施設における施設内感染等への厳重な警戒と、高齢者の感染予防を目的とした検査体制の拡充が必要である。」
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/009/999/2020073004.pdf
その後も、同じようなコメントが毎週、続いていたのですが、10月に入って、準備段階に移行。
10月29日
「都は、高齢者施設等における利用者や職員に対する感染症対策として、民間検査機関と協力した検査体制の強化に向け、準備を開始している。」
11月19日
「都は、高齢者施設等における利用者や職員に対する感染症対策として、民間検査機関と協力した検査体制の強化に向け、準備を進めている。」
〇 大阪府では、市中感染の拡大とともに、高齢者施設・医療機関における集団感染が急増しています。
#コロナ、大阪府、高齢者施設内感染・院内感染。11月第3週、11件発生 - コロナ時代の株式投資
〇 東京都でも、新規感染者は過去最大を更新中であり、集団感染の多発が予想されます。集団感染対策を実行にうつすべき状況と思われます。
#東京都、#高齢者施設内感染、#院内感染