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#北海道コロナ、旭川の教訓、大規模院内クラスターはなぜ起こるのか

〇 12月30日付JBpress記事「旭川の教訓、大規模院内クラスターはなぜ起こるのか」によれば、

「(前略)

 自治医科大学附属さいたま医療センター副センター長讃井教授が示す、旭川の教訓に学ぶ処方箋とは、 

 

 なぜ病院でメガクラスターが発生したのでしょうか。旭川在住の友人医師数人に話を聞くと、いくつかの問題点が浮かび上がりました。

 

 (1)油断  「医療関係者の間では、『感染者が少ない間にどれだけの準備ができるかが勝負の分かれ目だよね』という話をよくしていた。しかし、当初北海道では感染者が札幌に集中していたこともあり、振り返ってみれば、どこか“他人ごと“の感覚であったのは否めない。ただし、大きな因子となるほど気の緩みがあったとは考えていない」

 

 (2)初動の遅れ  「単純に発見の遅れにより、気付いた時には病院内に20人、30人の感染者が出ている状況だった。

 当初の対策として、保健所の指導により感染経路をトレースして濃厚接触者を洗い出すことが主体で、検査体制を圧迫するという理由からか、むしろ抑制的だった。

 確かに、そのやり方は市中で起こる小規模なクラスターには機能するかもしれないが、常に密の状態で濃厚接触が頻発する病院の対策としては不適当だったかもしれない。

 数十人規模の感染者が出た状況では、感染経路を調査する意義は小さくなり、マンパワーに余裕もない。

 院内感染が判明した時点で、即座に患者・職員を徹底的に検査するべきだった」  

 

(3)事前の準備不足  「そもそもクラスターが発生する前に、職員のこまめな健康観察、気軽に報告できる雰囲気、PCR検査体制の拡充など、いざという時の準備をもっと徹底していれば、もしかしたら規模も小さくできたかもしれない」(中略)

 

 院内感染をゼロにすることは不可能です。前述の(3)のとおり、職員の検査は感染者の早期発見に有効ですが、どれだけ検査をやっても無症状かつ検査陰性の感染者を見つけることはできません。実際、入院時も入院数日後もPCR検査で陰性だった患者さんが3回目の検査で陽性となった例も目にしています。

 感染を疑う患者やスタッフ、濃厚接触者が出た場合には、すぐに隔離や自宅待機にし、対象を十分に広くしたPCR検査を即座に、かつ潜伏期間を十分に考慮し複数回行う、また、厳密な健康観察を継続してもらうことが極めて重要です。

 新型コロナウイルスは、気付かない内にどこからかすーっと病院の中に入ってきてしまいます。(後略)」

 

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#北海道、#旭川市、#院内感染