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#トリアージ 東京都杉並区長、ガイドライン策定の要望書を小池都知事に提出

〇 1月8日付日経新聞「杉並区長 コロナ重症者対応「トリアージ策定を」によれば、

東京都杉並区の田中良区長は8日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、重症者の治療で優先度を付けるトリアージ」のガイドラインの策定を東京都の小池百合子知事に要望した。

 都内では医療機関の病床が逼迫している。田中氏は国と都が協力し人工呼吸器の装着などのガイドラインを速やかに用意するよう求めた。(後略)」

 

〇 1月11日付文春オンライン「小池都知事は責任を果たせ!」命の選別が迫る医療現場…杉並区長が“無策すぎる都政”を告発」によれば、その要旨は、

「平時には、どんな患者にも全力を挙げるのが「医の倫理」でしょう。ところが、それができなくなってしまったらどうするか。

 人工呼吸器やエクモといった医療資源、これを扱う医療従事者には限りがあります。患者がどっと押し寄せると足りなくなる。その場合には、治癒が期待できる人を優先すべきだ、というのがトリアージの考え方です。

「命の選別」に当たるとして反対する人もいます。しかし、きれいごとでは済まない現実が目前に迫っています。戦場や災害現場と同じ状況に陥りつつあるのです。

 

  そうした時に「この人から人工呼吸器を外して、あの人に付けないといけない」という判断を現場の医者に押しつけていいのか。

 そんなことを強いていては、医者が精神的に参ってしまい、医療崩壊の前に「医療人材の崩壊」が起きてしまいます。

 

(人口呼吸器治療を行う)都内で最も重要な指定病院は「都立」です。都立病院の責任者は都知事なのだから、組織のトップとしても責任を果たすべきなのです。

「命の選別」の責任は、現場の医者ではなく、都知事として背負わなければなりません。

 知事には今こそリーダーシップを発揮してもらいたいと思います。」

 

〇 医療現場では、助かる可能性の高い患者を優先するという方針で、トリアージが始まっていると思います。

 

〇 ECMOは、台数が少ないので、トリアージは、すでに行われています。

 ECMONETのデータによれば、ECMO装着件数(1月11日時点の累計)は405件で、そのうち、80代以上は8件に過ぎません。うち生還した人は1人です。

COVID-19

 

 厚生省の年齢別死亡統計では、1月6日時点で累計死亡者は3470人、うち80代以上の死亡者は2141人です。

https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000716059.pdf

 

〇 人口呼吸器はECMOよりも装置数が多いのですが、重症病床が逼迫した現在、使用可能な人工呼吸器は減少しており、ECMOと同様のトリアージが行われることになります。

 

〇 東京都は、人工呼吸器・ECMOの逼迫状況や年齢別症状別生還率の情報を公開し、その上で、ガイドラインを示し、都民の理解を求める必要があります。

 

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#トリアージ #ECMO  #人口呼吸器