〇 1月12日付テレビ神奈川記事「神奈川県内の医療現場「医療崩壊が始まりつつある」によれば、
「重症患者が高止まりとなる中、医療現場は「医療崩壊が始まりつつある」と警鐘を鳴らしています。
県立循環器呼吸器病センター田尻道彦所長「重症患者の移送は現実的にできていない。 毎日連絡しているが、受け入れ先が見つからない」
横浜市金沢区にある県立循環器呼吸器病センターの田尻道彦所長によると、県内ではすでに重症患者専用の病床は「不足」の状況に。
中等症患者の受け入れに専念していた院内でも、いよいよ重症化した場合にはそのまま対応せざるを得ず、別の病気の手術を止めるなど影響が出ています。
田所所長「いつコロナの患者を送還して人工呼吸につなげるか分からない、そうするとICUを空けないといけない。 ICUをほかの病気の患者に使えなくなるということで実際にこの連休中に緊急カテーテルを断っている」
また、軽症・中等症患者でもすぐに入院できず自宅待機となるケースが県全体で増えていて、田尻所長は懸念していた医療崩壊が始まりつつあると危機感を示しました。
田所所長「入院が必要な患者が入院できない状況は医療崩壊といってもいいのでは。 うちでは小さく始まっていて、そうなれば助かったはずの命が助からなくなる。
今コロナにかかると入院できない可能性が非常に高い、できないと思ってもらった方がいいので、とにかくかからないように予防してほしい」
#神奈川県 #医療崩壊