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#変異種 拡大 止まらず 英国型、49カ国・地域に/南ア型は19カ国で 流行続けば強毒化も

〇 1月13日付日経記事「変異種拡大 止まらず 英国型、49カ国・地域に/南ア型は19カ国で 流行続けば強毒化も」によれば、

「(前略)

 世界で報告された変異種英国型南ア型のほか、西アフリカのナイジェリアブラジル由来のタイプが報告されている。

 急速に広がる英国型はフランスやスペインなど欧州だけでなく米国、インド、日本など世界49の国・地域で見つかった。南ア型も同国や英国で市中感染が確認されているほか、旅行者を通じてフランスや日本、カナダなどでも発見された。

 

 新型コロナの感染者と死者が世界最多の米国でも、英国型の変異種が急速に広がっている

 米疾病対策センター(CDC)によると、11日時点で10の州で72件の感染例が報告された。東南部のフロリダ州で22件、西海岸のカリフォルニア州で32件と、離れた場所で見つかっており、ある研究者は「米国全土に拡大している可能性もある」と指摘する。

 

 10日に日本で発見された新たな変異種は12の遺伝子情報が変異しており、英国型や南ア型と似た部分もある。

 この変異種が検出された4人の出発地であるブラジル北西部アマゾナス州では感染者が急増し高い感染力が懸念されている。重症化リスクなどはわかっていないが、今後さらに感染力が高いウイルスが出現する可能性が出てきた。

 

 新型コロナウイルスは平均15日で変異する。人の細胞に侵入したウイルスが複製をつくる際に遺伝情報をコピーミスすることで変異が起こる。

 感染者が増えると、コピーミスする機会が多くなり、やっかいな変異種が出現しやすくなる。

 東京都医学総合研究所感染制御プロジェクトの小原道法シニア研究員は「感染能力が低いウイルスが淘汰され、より感染能力が高い変異ウイルスが広がっているとみるべきだ」と訴える。

 多くの専門家は「世界中で、多くの新しい変異種が存在する可能性が高い」とみる。英国や米国、日本などはウイルスの検体を収集してゲノム解析することで変異種の監視を強めている。

 

 特に専門家が注視するのは毒性の変化だ。これまでの研究では英国型も南ア型も感染力は高いものの、重症化のリスクは従来型と変わらないとの見方が強い。しかし、1910年代に世界で大流行したスペイン風邪は第2波の死亡率は第1波に比べて大幅に上昇した。変異が原因とみられ、新型コロナウイルスも流行が長引いて感染者が増え続けると、毒性の高いウイルスに変異する可能性がある。

 

 ワクチンへの影響は当初、南ア型は効果が薄いのではと懸念された。だが、米ファイザーと米テキサス大学は、ファイザーと独ビオンテックが開発したワクチンが英国型や南ア型にも従来型と同等の効果があるとの実験結果を公表した。(中略)

 一方、無毒化したウイルスの一部を使う従来型の「不活化ワクチン」は変異種に対する有効性がわかっていない。もし、新たなワクチン開発が必要となる場合、実用化までさらに半年から1年近くかかる可能性もある。

 

 米英などのほか日本でも、空港検疫だけでなく、市中感染の可能性を踏まえた解析体制を強化し始めた。ただ、感染が急拡大する中で解析態勢が追いつくのかは課題だ。」

 

#コロナ変異種