〇 1月16日付テレ朝NEWS記事「埼玉の病院で310人のクラスター 患者31人が死亡」によれば、
「埼玉県戸田市の戸田中央総合病院でクラスターが発生し、14日までに患者と職員合わせて310人の感染が確認され、31人の入院患者が死亡したことが明らかになりました。
埼玉県によりますと、戸田中央総合病院では去年11月に初めて職員の感染が確認されました。
その後、今月14日までに患者147人と職員163人の合わせて310人の感染が確認されました。 また、感染した入院患者のうち31人が死亡しました。
戸田中央総合病院には16の病棟があり、そのうち12の病棟で感染が確認されています。
県は感染が広がった原因を調べていますが、感染は収束に向かいつつあるとしています。
戸田中央総合病院は地域の医療を支えていますが、現在は新規の外来や救急の患者の受け入れを停止しています。県は、医療機能の早い回復を支援して地域の医療を守っていきたいとしています。」
〇 戸田中央総合病院には16の病棟があり、そのうち12の病棟で感染が確認されたとのことですが、最初の感染者が確認された11月の時点で、全16棟の職員・患者全員を対象に一斉PCR検査を実施すべきでした。
特に、同病院のような地域の基幹病院であれば、院内感染の発生は、医療崩壊につながりますので、検査費用はかかっても一斉検査を実施すべきです。
〇 保健所も、濃厚接触者の疫学調査よりも、病院全体の一斉PCR検査を優先すべきです。調査をしている間にも、感染は広がっています。
一斉検査を実施すれば、感染経路も判明しますので、疫学調査の手間も省けます。
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