願!コロナ退散

コロナ情報あれこれ

#院内感染 教訓はいかされたか

〇 昨年4月、東京や大阪で院内感染が多発したのですが、その感染源は、コロナに感染した患者でした。

 当時、コロナ未経験だった病院側が、そうとは知らずにコロナ感染者を入院させ、患者から職員、職員から患者へと病院内に感染が拡大しました。

 

〇 そこから得られた教訓をもとにした院内感染対策は、

 新規入院患者全員に対するPCR検査の実施。

 陰性が確認されるまで、個室に隔離し、相部屋には入れない。

となるはずです。

 

〇 ところが、院内感染対策の現実はそうではなかったことが判明しました。

 

院内感染対策を強化した病院を紹介した最近の記事によれば、

「同病院では、昨年4月、院内感染の防止対策として、駐車場の一角にプレハブを設け、発熱や行動履歴などで感染が疑われる患者を診察し、患者を振り分けていた。

 

 ところが、この病院で昨年12月初め、新型コロナと関係ない病気で入院した患者が感染していたことが判明。無症状だった入院患者が、入院2日後に発熱。検査で陽性が判明。

 その教訓から、12月下旬になって、入院する患者全員へ検査をすることに対策を変更。

 今年2月には、PCR検査4台を導入した。

 感染者1人が院内で判明した経験から、クラスターの医療崩壊への破壊力を実感した。」

 

〇 実際に、入院患者に感染者が出て初めて、新規入院患者に対するPCR検査を実施する、というのが、一般的なようです。

 

〇 また、高齢者・病院クラスターが多発し、多くの感染者・死亡者を出した大阪府ですが、今年2月9日に開催されたコロナ対策本部における専門家のコメントは以下のとおりです。

「第2波に⽐較して第3波では医療機関関連、高齢者施設や障害者施設関連のクラスターで陽性患者が多く認められている。

 未だ一般病院や高齢者施設でコロナ診療の⼗分な準備ができていないことが示唆される。患者数が減少している時に、各施設で実践を伴う感染対策の訓練や診療設備を整えておくことが課題である。」

 

〇 残念ながら、どこにもPCR検査体制の整備という言葉は出てきません。

 

〇 新規入院患者に対するPCR検査、および院内感染発生時の一斉PCR検査実施は、まだ、先のようです。

 

#院内感染  #一斉PCR検査