〇 2月24日付福島民友ニュース記事「郡山・太田西ノ内病院で「クラスター」発生 患者と職員12人感染」によれば、
「郡山市と県、太田西ノ内病院(郡山市)は23日、入院患者と病院職員計12人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。21日に3人、22日に6人、23日には3人の陽性が判明、県内35例目のクラスター(感染者集団)に発展した。県内の感染確認は計1888人となった。(後略)」
〇 同病院のホームぺージによれば、その経緯は、
2月21日(日)、一般財団法人太田綜合病院附属太田西ノ内病院の一般病棟に入院中の 患者1名から新型コロナウイルスの陽性者を確認しました。
これを含め、当該病棟の患者38名及び接触した可能性のある関係職員約170名を対 象に同日検査を実施し、別に入院患者1名及び職員1名が陽性、21日の段階で計3名の 陽性を確認しました。
2月22日(月)、検査を継続したところ別の病棟において、新たに入院患者3名、職員 6名の陽性を確認、前日と合わせた陽性者数が累計12名(入院患者5名、職員7名)となり、院内クラスターとなりました。
当院は、本件について保健所の指導のもと対応を進めております。」
上記の福島民友ニュース記事によれば、
2月23日(火)
感染が確認されたのは脳神経系、循環器系、産婦人科の三つの病棟で、病院は23日までに職員約400人と入院患者約100人を検査した。
ほかに陽性は確認されていないが、検査を病院全体に拡大する方針で、入院患者約420人、職員約1100人を週内に検査する。感染した人と接触した可能性のある退院した患者約20人も調べる。」
〇 最初に感染者を確認してから3日目で、病院内職員・患者全員を対象に検査を実施する方針を打ち出したケースです。
今後の課題としては、1000-2000人規模の検査を、1-2日で完了できる検査体制の整備です。
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