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#コロナ血栓症 5月承認予定のアストラゼネカワクチン 現時点の評価

〇 4月18日付Yahoo!ニュース記事、

血栓症の副反応、変異株への効果低下 5月承認予定のアストラゼネカ社の新型コロナワクチン 現時点の評価(忽那賢志) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

「(前略)

 アストラゼネカ社の新型コロナワクチンが接種されているヨーロッパから、血栓症起こした事例が報告されています。

 New England Journal of Medicine誌には、アストラゼネカ社の新型コロナワクチンを初回接種してから5~24日後に発症した血栓症と血小板減少症を特徴とする39人の症例について、3つの別々の論文として掲載されています。

 この39人は元々持病はなく、これまで血栓症の既往もなかったとのことです。

 ほとんどが50歳未満の女性で、中にはエストロゲン置換療法や経口避妊薬を使用している人もいました。

 また、脳静脈洞血栓、門脈・脾静脈・肝静脈の血栓など、通常とは異なる部位に血栓が生じている患者の割合が非常に高いという特徴がありました。

 また、診断時には血を固める作用を持つ血小板が低下していた、というのも特徴です。

 このうち約4割の方が亡くなっています。

 これらの方々は、ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)という血を固まりにくくする薬剤であるヘパリンの使用後に起こる病態によく似ていましたが、39人の中で診断前にヘパリンを使用されていた人はいませんでした。

 しかし、HITのときに陽性になる「血小板第4因子(PF4)/ポリアニオン複合体抗体」が陽性になるという共通した所見が確認されています。

 このワクチンを誘引とした血栓性血小板減少症の発生率は、10万回の接種につき、おそらく1例程度と見積もられています。

 もちろん、致死率が約2%の新型コロナを予防できる、という大きなメリットがあるワクチンですし、この血栓性血小板減少症の副反応は極めて稀です。

 

 日本でのワクチンの供給が十分ではない状況においては、このワクチンが果たす役割は決して小さくはないでしょう。

 現在、デンマークアストラゼネカ社の新型コロナワクチンの接種を中止しており、またスペイン、イタリア、ベルギーなども若い人を接種対象としないという年齢制限を決めています。

 

 日本ではアストラゼネカ社の新型コロナワクチンは5月以降に承認される見込みとされていますが、

 ファイザー社のmRNAワクチンよりも効果が劣ると考えられる点、

 南アフリカ変異株に対する有効性が低下する点、そして

 今回のワクチンを誘引とした血栓性血小板減少症の件

も含めて、接種対象者をどうするのか非常に難しい判断が求められます。」

 

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#アストラゼネカワクチン