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#大阪府高齢者施設 クラスター発生で「コロナ病院」化

〇 4月22日付毎日新聞記事「大阪の高齢者施設、クラスター発生で「コロナ病院」化 募る危機感」によれば、

「(前略)

 大阪市内の特別養護老人ホームでは、病床逼迫(ひっぱく)の影響で受け入れ先の病院が見つからず、施設内で隔離した「コロナ病床」を設け、急場をしのいでいる。(中略)

 この施設では、第3波までは感染者ゼロだった。最初の感染者が確認されたのは今月2日。介護士が発熱を訴え、PCR検査で陽性が判明した。この介護士が担当するフロアの入所者61人と同僚職員47人を検査したが、全員陰性で、安堵(あんど)感が広がった。  だが、7日になり、同じフロアの入所者1人が発熱し、感染が確認された。改めて全員をPCR検査したところ、新たに入所者4人の陽性が分かった。この4人に発熱などの症状はなかった。

 高齢者の場合、症状がなくても容体が急変するなど、重症化リスクが高い。すぐに保健所に相談して入院先を探してもらったが、人工透析中の1人を除き、病院は見つからなかった。施設によると、80代や90代の高齢患者の受け入れ先確保は難しいのが現状だという。

 施設では、施設内に臨時の「コロナ病床」を設けるため、保健所の指示で、フロア全体をウイルス汚染区域「レッドゾーン」に指定。感染防止策など、コロナ患者を受け入れている病院と同様の運用を試みた。

 入院先が見つからなかった陽性の入所者4人を同じ部屋に集め、22日までの約2週間、濃厚接触者の13人とともに透明なカーテンで仕切った一角で過ごさせている。

 

 入所者の家族からは「感染したのに入院できないのか」と問いただされたが、施設長は「保健所と連携して、何があっても対応する」と理解を求めた。看護部長は「多くの入所者が認知症でマスク着用も難しく、施設内の徘徊(はいかい)もある」と対応の難しさを吐露する。

 施設での「コロナ病床」設置で、衛生のための大量の備品が必要となった。職員が着けるフェースシールドやマスク、ガウンは入所者ごとに交換。食器も使い捨て。関連施設との融通で物資を確保した一方、たまった医療廃棄物は1週間で段ボール約40箱に及んだ。レッドゾーンでの慣れない介護や看護に当たる職員の心身をケアするため、マッサージの提供なども心がけたという。

 入所者の健康管理に当たる医師は「これまでこの施設では一度も感染例がなかったが、変異株が登場して感染力が強まったことで、クラスターが発生したのではないか」と分析。

 府内が既に医療崩壊の状態にあることから「施設内で対応を完結させるしかない」と悟るように語った。(後略)」

 

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