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#医療体制逼迫 神戸市、ICUが満床で重症者も入院できず、神戸大学病院

〇 4月26日付ヨミドクター記事「ICUが満床で重症者も入院できず…新型コロナ感染急増の神戸 医療崩壊の真実」(神戸大学 岩田健太郎教授執筆)によれば、

「(前略)

 神戸市の人口は、だいたい150万人です。新型コロナの重症患者を診ることができる病床が20、病床全体では200程度です。そして、神戸市によると現在入院調整中の患者が1413人(!)。つまり、大多数の方は入院できないってことです。(中略)

 

 たとえ、軽症であっても重症化しそうだな、という患者さんについては入院をお断りせねばなりません。重症化しても治療が継続できないからです。

 よって、重症化リスクが高い高齢者や持病を持った方々は入院しにくくなってしまいます。

 

 重症化しても、気管内挿管してほしくない、人工呼吸器にもつないでほしくない、という意見をお持ちの患者さんもいます。こういう患者さんは、一般病床に入院できる可能性があります。

 

 彼らはたとえ重症化しても、治療の強度を上げてほしくない患者さんなので、ICUには移らないのです。COVID-19は重症化すると闘病期間がとても長いです。ですから、このようなしんどい治療は勘弁してほしい、という方もおいでです。

 そのような「集中治療はお断り」な患者さんは一般病床に入院します(ベッドがあいていれば)

 こういう患者さんはDNR(蘇生はしないでほしい)という申し出を医療側にするのです。

 

 DNRの患者でもない、かつ重症になりそうもない患者さんは入院できるか? これも微妙なところです。なぜならば、DNRでもなく、かつ重症化しそうにない患者さんは、そもそも自然治癒(ちゆ)する可能性が高いからです。逼迫(ひっぱく)する病床において、「自然に治りそうな患者」がそこを埋めているのは倫理的には許容できない可能性があります。

 

 そんなわけで、本日、これを書いている時点で神戸大学病院のコロナ病床は満床です。完全に満床。ICUは重症患者でいっぱいで、隔離期間を終えて他者への感染性がなくなった患者さんは一般病床に移動してケアを受けています。

 

 一般病床も、かなり重症な方でDNRの方などがベッドを埋めています。隔離期間が終わってまだ退院できない患者さんは、他の病棟でケアを受けています。

 

 そして、病院がそのような感じでアップアップな状態なのですが、病院の外でははるかに多くの方々が新型コロナという病気に苦しみ、そして病院を受診できないという状況に怒りを覚え、不安を感じ、どうしようもない現実に歯がみをしています。実にしんどい状況です。(後略)」