〇 4月30日付テレビ新広島記事「「重症化が10歳以上若年化」変異ウイルスに専門家が警鐘 広島」によれば、
「感染者の急増で最前線の医師は警戒を強めています。
【広島大学病院・救急集中治療科大下慎一郎准教授】
「これまでの経過を考えると、まもなく危機的状況になっていく可能性は高いと思います」
医師が懸念するのは変異ウイルスの特殊性。
【広島大学病院・救急集中治療科大下慎一郎准教授】
「大きく分けて3つある。一つは若年化。重症化する患者さんの平均年齢が約10歳以上若返っている、現在は40代から50代が中心になっている。そして、若い人になってくると、30歳前後でも重症呼吸不全になっている現状がある。
基礎疾患がない方、第3波は糖尿病や基礎疾患をお持ちの方が多かったが、第4波は何も基礎疾患がない方が重症呼吸不全になっている。コロナウイルスの感染力が強まっている可能性が高い。
3つ目は治療が長引くということ。第3波までは多くの人が1週間から2週間以内で回復されていたが、第4波で重症化した患者は、2週間経過してもまだ病気の活動性が続いているということで、長期間病床を占有する可能性が高い。
病床のひっ迫はまもなく起こる」
これを踏まえ、ゴールデンウィークの過ごし方に注意を促します。
【広島大学病院・救急集中治療科大下慎一郎准教授】
「とにかく大人数でマスクをはずして会食をする。これだけきわめて危険だとお考えになるといいと思う。全力で治療に取り組む。この治療効果を最大限に発揮するためにも感染患者数の急激な増加を防ぐことを心がけていただければと思う」
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