願!コロナ退散

コロナ情報あれこれ

#ワクチン接種 担い手、民間に活路。歯科医や研修医に協力を求める動きも

〇 5月11日付日経新聞記事「ワクチン接種担い手、民間に活路 自治体の自力確保困難」によれば、

「(前略)

 市区町村にとって短期間に多数の医師・看護師を集めるのは難題だ。自治体のワクチン接種計画では12万人の医師・看護師が必要とされるが、現在接種に臨んでいるのは4万人程度とみられる。

 

 厚生労働省の調査でも、集団接種の特設会場を設ける自治体で「看護師が充足している」と回答したのは約3割(3月25日時点)にとどまる。

 

 関東の自治体からワクチン接種の担い手確保を依頼されているのが調剤薬局大手の総合メディカル。同社は注射を打つ医師・看護師から、注射器にワクチンを入れられる薬剤師、受付スタッフまで、必要な人材を一括紹介している。

 

 7月末までに1都3県で延べ1万人以上を紹介する計画で、契約済みの4自治体を含め20自治体と集団接種に向けて調整している。17日に接種を始める自治体向けには1日当たり医師5人、看護師11人を用意した。

 

 医師に支払われる金額は自治体によって異なるが、時給1万4千円と交通費実費というケースが多いという。看護師は時給2500円に交通費を加えた額が目安。総合メディカルは手数料を自治体から受け取る。

 

 臨床試験(治験)支援のシミックホールディングス東京都内の接種会場に看護師らの紹介事業を始めた。東京都江東区には地元医師会の開業医が休診しにくい平日を中心に医師を手配。会場1カ所あたり、1日に医師を3~4人、看護師10~17人を紹介、事務スタッフ19~22人を派遣している。

 

 大都市圏以外にも医師を紹介しているのがエムスリーだ。国内の医師の92%にあたる30万人が利用する医療情報サイトを強みに、福島県、長野県、福岡県などにある数十の自治体と契約した。12日から実際に医師が接種会場に入る。交渉中の自治体向けを含めると、8月末までに延べ1500人以上の医師が接種にあたる見込みだ。

 

 調剤薬局大手で医師紹介サイトも運営する日本調剤グループも、関東や東北などの20自治体に1カ月当たり約300人を紹介している。栃木県や茨城県では、県庁所在地から周辺自治体への仲介サービスも展開。看護師や薬剤師も対象で、今後は中部や関西、山口県でも同様のサービスを始める予定だ。

 

 民間企業だけでなく、歯科医や研修医に協力を求める動きも出始めた。

 

 大阪市は11日、大規模な集団接種会場を独自に開設し、歯科医にも接種を依頼する方針を明らかにした。土日祝日も接種可能な体制とする方向だ。

 

 歯科医によるワクチン注射は政府が集団接種のために特例で容認

 

 神戸市では5月下旬に開設する大規模な接種会場で、地元歯科医師会の会員が接種にあたる。神奈川県大和市も市立病院の歯科医がワクチン接種に加わることを発表している。

 

 奈良県は6月から県内の医療機関に勤務する研修医を市町村の集団接種会場に派遣する。約200人いる研修医に呼びかけ、5人程度のチームを複数編成する。(後略)」

 

(関連記事)

#ワクチン接種 高齢者接種、14%の自治体で7月完了せず。供給量、5月中にも接種能力超えか - 願!コロナ退散