〇 7月9日付時事通信社記事「副反応に心筋炎と心膜炎 ファイザー、モデルナ製ワクチン EU当局」によれば、
「欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は9日、米ファイザー製と米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンをめぐり、接種後に心筋炎と心膜炎が「非常にまれに起こり得る」との分析結果を示した上で、副反応として製品情報に記載するよう勧告したと発表した。
心筋炎と心膜炎は心臓部分の炎症で、息切れや動悸(どうき)、胸部の痛みなどを伴う。EMAは発症の可能性は「非常に低い」と指摘。
新型コロナ感染を防ぐワクチン接種のメリットが、こうした副反応のリスクを「引き続き上回っている」とも強調した。」
〇 政府の立場では、どの国でも「ワクチン接種のメリットが、副反応のリスクを上回っている」ことになるのですが、個人にとっては見過ごせないリスクです。
発症の可能性が低いといっても、個人にしてみれば0か1です。
接種によるリスクがあるのは政府も否定していませんが、少数の犠牲はやむなしとしてワクチン接種を推進する立場の政府が積極的に因果関係を立証し、ネガティブ材料を提供してくれるとは思えません。
したがって、個人としては、ワクチンに関する情報を収集の上で、自己判断で接種を受けることになります。
なお、厚労省は、副反応情報を公開しており、接種後死亡者は、7月2日時点で556人です。
詳細は、下記の厚労省のHPをご覧ください。
厚労省によれば、「死亡例の報告に関しては、現時点において引き続きワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められない。」とのことです。