〇 7月12日付NHK NEWSWEB記事「8月前半のワクチン供給量 今夜 都道府県に提示へ 厚労省」によれば、
「前略」
厚生労働省によりますと、全国に配送するファイザーのワクチンの量は、6月21日からの2週間が1万6000箱=1872万回分だったのに対し、
7月5日と12日の週は合わせて1万1000箱、
19日と26日の週は合わせて1万600箱と徐々に減る計画です。
8月2日以降は2週間ごとにおよそ1万箱となる予定です。
国は、このうち8000箱を「基本計画枠」として12歳から64歳の人口に応じて市区町村に割り当てる方針ですが、「6週間分の在庫がある」と見なした自治体については、今回から配分するワクチンを1割削減するとしています。(後略)」
〇 7月13日付テレ朝news記事「河野大臣「交渉のカードに使った」モデルナ製減少に」によれば、
「河野大臣はテレビ朝日の番組に出演し、モデルナ製のワクチンの輸入が減ったことについて、ファイザー製を確実に日本に供給するための交渉のカードとして使ったことを明らかにしました。(中略)
河野大臣は先月末までのモデルナ製のワクチンが当初の4000万回から1370万回に減った理由として、EU(ヨーロッパ連合)との輸出交渉の際にファイザー製を確実に輸入することを条件にモデルナ製の供給の先送りについて承諾したことを明らかにしました。
河野大臣はすでに申請済みの職域接種については「必ずスタートできる」と強調しました。」
〇 ファイザー製もモデルナ製も、今後、供給は細るようです。