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#豪コロナ ワクチン接種完了1割未満、インド株拡大。首相の支持率下落

〇 7月16日付日経記事「豪、接種完了1割満たず デルタ型拡大 首相の支持率下落」によれば、

オーストラリア新型コロナウイルスのワクチン接種が伸びない。

 入国と個人の行動の厳格な制限で感染抑制に成功していたが、ワクチンの確保や接種体制の整備に手間取った。

 2回の接種を完了した人の割合は1割に満たない。足元で感染力の強いインド型(デルタ型)が広がるなか、モリソン首相の支持率は下落傾向をみせ始めた。

 

 豪州では英アストラゼネカ製、米ファイザー製の2種類のワクチンを使っている。いずれも2回の接種が必要だ。英オックスフォード大の研究者らが運営する「アワー・ワールド・イン・データ」(13日時点)によると、必要な回数の接種を完了した人の人口比は豪州が9.4%にすぎない。先行した英国(52%)、米国(48%)だけでなく、日本(19%)よりも低い。

 

 米調査会社モーニング・コンサルトによると、13日時点でモリソン氏の支持率は51%、不支持率は42%だった。支持率は1年前、65%前後だった。豪州では2022年5月までに総選挙が実施される。新型コロナ対応が大きな争点になるのは確実だ。

 

 モリソン氏は15日の記者会見で「昨日は16万2662回分のワクチンが接種された。対象者(16歳以上)の3分の1が1回目を済ませた。50歳以上は60%弱、70歳以上では約75%だ」と述べ、年齢が高いほど接種済みの割合が高いと強調してみせた。

 

 海外からのワクチン入手に手間取った

 豪州は2月下旬、接種を始めた。だが、3月にはイタリアが同国で製造されたアストラゼネカのワクチン約25万回分について豪州への輸出を取りやめたことがわかった。欧州連合EU)によるワクチン輸出管理の一環だった。

 

 アストラゼネカのワクチン接種後に血栓が発生する副作用が報告されると、4月には対象年齢を50歳以上、その後は60歳以上に引き上げた。

 

 豪シンクタンク、グラッタン研究所の公衆衛生担当者は「ワクチンの選択でつまずいたうえ、接種会場に必要な量が届かないといった輸送体制にも問題が生じた。感染を早めに抑え込んでいたので接種をためらう人もいた」と指摘する。

 

 最大都市シドニーを抱えるニューサウスウェールズ(NSW)州ではデルタ型の変異ウイルスの感染が拡大している。同州でのデルタ型の市中感染者は6月中旬以降の累計で900人を超える。6月下旬に再び導入した外出制限の期間は7月30日までに延期した。同州の首相は、ワクチン接種の遅れが規制につながったとの見方を示す。」

 

〇 オーストラリアでも、接種開始の遅れ(今年2月下旬に接種開始)、欧州によるワクチンの輸出制限、国内の輸送体制の不備など日本と似た状況なのですが、現状では、接種率が日本よりも低くなっているようです。

 昨年は、感染抑制に成功した国と評価されたオーストラリアですが、今後は、感染力の高いインド株への置き換わりによる感染拡大が予想されます。