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コロナ情報あれこれ

#東京コロナ 重症病床逼迫、使用率56.2%(ステージ4)

〇 7月26日付日刊ゲンダイ記事「東京都コロナ重症者数“横ばい”発表はミスリード 病床使用率56%と逼迫、隠れ重症者も急増」によれば、

「(前略)

 7月以降、都の感染者数は右肩上がりが続いているが、重症者数は50~70人の範囲で一進一退。過去最多だった160人(1月20日)の半分にも満たない状況だ。しかし、これは、人工呼吸器やECMOでの管理が必要な患者に限定した東京都の独自の基準によるもの。集中治療室(ICU)や高度治療室(HCU)の患者も含めた国の基準では678人(24日時点)に上り、過去最多の567人(1月27日)をはるかに上回っている。

 

 6月30日は385人だったので、7月以降で293人も増えている。

 重症病床使用率も56.2%(678人/1207床)と最も深刻な「ステージ4」(爆発的感染拡大)の50%を上回る。重症病床の5割超はかなり深刻だ。

 

 さらに、重症者数をめぐって、新たな“カラクリ”が浮上している。

 

 厚労省は5月26日、コロナ診療の手引を改訂し、中等症患者向けに「ネーザルハイフロー療法」を明記した。鼻に差し込んだ管から多量の酸素を送り込む方式で、人工呼吸器に近い効果が期待できる上に、患者や医療スタッフの負担も軽減するという。

 

 厚労省の改訂以降、これまで人工呼吸器を使っていたような重症患者に、ネーザルハイフローで治療するケースが増えている。問題は、ネーザルハイフローを使えば、中等症扱いになり、重症者にカウントされないことだ。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。

 

「ネーザルハイフローの活用は歓迎すべきことです。ただ、酸素投入の方式が違うだけで、重症患者の症状が変わるわけではありません。これまでなら、人工呼吸器を付けていた症状の患者にネーザルハイフローを使う場合は、重症者としてカウントすべきです。中等症に入れてしまうと、表面上、重症者数が減ることになり、状況が改善したように見えかねません。過去との比較も困難になってしまいます」

 

 東京に限らず、ネーザルハイフローの活用が増えることで、表向き重症者数が減っている可能性がある。ミスリードは許されない。」

 

〇 東京都の病床逼迫具合(7月24日時点。資料:東京都)

 病床全体    41.1%(ステージ3)

 重症者用病床  56.2%(ステージ4)

 入院率     22.2%(ステージ4)

  入院率=入院者 ÷ 療養者。低いほど病床が逼迫。