〇 7月25日付NHK NEWSWEB記事「モデルナのワクチン 2回目接種後に4人に3人が発熱 厚労省」によれば、
「モデルナの新型コロナウイルスのワクチンについて、2回目の接種後は1回目より発熱や頭痛などの症状が多く見られたことが分かりました。4人に3人が発熱していたということで、国の研究班は症状がおさまるまで安静にしてほしいと呼びかけています。
厚生労働省の研究班は、モデルナのワクチンの接種を受けた自衛隊員のうち、1回目の接種を受けたおよそ5200人と、2回目を受けたおよそ1000人について、接種後の症状を調査しました。
その結果、37度5分以上の「発熱」が見られた人の割合は、
▽1回目の接種の翌日が4.7%、翌々日が2.2%だったのに対し、
▽2回目の翌日は75.7%、翌々日は22.3%でした。
また、「けん怠感」は
▽1回目の接種の翌日が20.9%、翌々日が14.1%だったのに対し、
▽2回目の翌日は84.7%で翌々日が47.6%。
「頭痛」は
▽1回目の接種の翌日が11.7%、翌々日が8.5%で、
▽2回目の翌日は63.8%、翌々日は38.7%でした。
女性のほうが頻度が高い傾向が見られたということです。
国の研究班の代表で、順天堂大学医学部の伊藤澄信客員教授は「接種から3日後には症状がおさまっていることが多いが、発熱は40度に達することもある。
特に2回目の接種後は安静にして、翌々日ごろまでは仕事や学校を休むことも検討してほしい」としています。」
〇 2回目のコロナワクチン接種後、自衛隊員のような健康体であっても、4人に3人が発熱することが調査で判明しました。
発熱などの症状は、ワクチン接種後、体内に抗体ができる過程で、身体に大きな負担がかかることを意味していると、私は解釈します。また、ワクチン接種により血栓症や心筋炎を起こすことが知られています。
高齢者や基礎疾患のある人であれば、ワクチン接種により、死に至るケースがあっても不思議ではないと思います。
ワクチン接種後死亡者は、ファイザー製ワクチンの場合で、7月11日時点で663人です。これは、接種者100万人あたり18.3人が死亡したことになります。
死亡者は高齢者が中心であり、ワクチン接種と死亡時期が偶然重なっただけではないかとの意見があります。
しかし、2019年度のインフルエンザワクチン接種の死亡者は6人で、接種者100万人あたりでは0.1人です。
ワクチン接種後の報告基準は、コロナワクチンもインフルエンザワクチンも同じですので、偶然説は成り立ちません。
コロナワクチン接種と接種後死亡の因果関係は、資料不足などにより「判定不能」というのが厚労省の見解なのですが、それは、因果関係なしを意味しません。
コロナワクチンは100万人あたり18.3人が死亡する一方で、インフルエンザワクチンは0.1人ですので、コロナワクチンには、インフルエンザワクチンとは比較にならない接種後死亡リスクがあることは自明です。
ワクチン接種と接種後死亡との因果関係の究明を行うべきなのですが、厚労省には、ワクチン接種を優先し、因果関係を追及する姿勢が見えないのは残念です。
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