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#ワクチン職場接種 伊勢丹、感染者の99%は外部社員

〇 8月7日付日経新聞記事「職場接種、感染抑制に死角 伊勢丹、コロナ99%外部社員」によれば、

「(前略)

 伊勢丹新宿本店では6日、前日より2人少ない15人の感染者が確認された。6日まで1週間の累計感染者は94人で前週比の2.2倍になった。

 内訳をみると、三越伊勢丹の社員はわずか1人(1%)。93人(99%)は取引先の外部社員だった。

 

 三越伊勢丹は百貨店業界でいち早く、7月上旬から首都圏5店舗の店頭で働く自社社員約5000人にワクチンの職場接種を始めていた。

 ただ、国内最大の売上高2000億円を誇る伊勢丹新宿本店では勤務者は取引先やバックヤードを含めて約1万1500人で、そのうち自社社員は8%の約870人、92%は取引先の外部社員になる。外部比率の高さが感染対策の死角となった。

 

 感染者の急増で4日に臨時休業した「ルミネエスト」(東京・新宿)では7月22日から8月4日までの感染者68人のうち自社社員は1人だった。

 運営するルミネは9月以降にまず社員への接種を始める予定で、テナント従業員など外部社員は「検討中」とする。

 

 国の指針では職場接種は1会場で1000人以上にワクチンを打つことが基本だ。医療従事者や会場を自前で確保する必要もあり、中小では職場接種が難しい。

 三越伊勢丹と取引する関西の衣料品会社は販売員に職場接種をしているが、人数の確保が難しく、関西では会場を設置したが関東にはなく「地域格差が生まれている」と説明する。

 

 職場接種をどこまで広げるか判断は難しい。取引先社員は直接の雇用関係にはなく、雇用元企業との調整も必要。三越伊勢丹は「企業が接種を強制はできない。換気の徹底や出勤態勢の見直しなどできる範囲で対策を進めるしかない」とする。

 

 地方に好例がある鶴屋百貨店熊本市は「同じ館で働く全従業員の健康を守るため」と取引先の理解も得た上で、外部社員とその家族を含む6千人が対象の職場接種を7月までに完了した。7月以降の新規感染者数は2人にとどめている。

 

 今年4~6月の3度目の緊急事態宣言下で百貨店など大型商業施設には休業要請が出た。次第に各社が営業範囲の拡大に動いた理由の一つに「百貨店は感染予防対策をした安全な施設」との意見があったが、デルタ株の前にそうした主張も通用しなくなりつつある。消費者の不安を解消する一層の対策強化と説明責任が求められる。」

 

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