#東京都コロナ死亡者数　直近７日間年齢階級別、月別。８月１８日、新規死亡者６人。うち８０代が４人

〇　８月１８日付NHK NEWSWEB記事「東京都新型コロナ 6人死亡 5386人感染確認過去2番目の多さ」によれば、

「（前略）都は、感染が確認された60代から80代の男女合わせて6人が死亡したことを明らかにしました。（後略）」

〇　高齢者に対するワクチン優先接種により高齢者の死亡は減少していたのですが、この１週間、８０代以上の死亡者が増加、全体の５割を占めています。

　背景には、８０代以上の感染者の増加があります。

〇　８月１８日、東京都発表の死亡者６人の年代・性・死亡日等

資料：東京都HP

（注）平均年齢は、各年代の中央の年齢、例えば、５０代の場合は５５歳として計算。

　経過日数＝診断日～死亡日

〇　年齢階級別死亡者数

　第４波まではコロナ感染死亡者は８０代が中心だったのですが、高齢者に対するワクチン優先接種により８０歳以上の死亡が減少。その一方で、若年者の死亡が増加し、平均年齢は低下しましたが、このところ８０代の死亡者が増加し、平均年齢も７３歳になりました。

　この１週間、都が発表したコロナ死亡者平均年齢は、７３歳（注）です。

（注）平均年齢は、各年代の中央の年齢、例えば、５０代の場合は５５歳として計算。

〇　上記の表の「発表日」は、東京都が死亡者情報を発表した日であって、死亡日ではないことに留意願います。

　この１週間に発表のあった３５人中、６月が４人（１１％）、７月が６人（１７％）、８月が２５人（７１％）です。

　この１週間の死亡日から発表日までの平均所要日数は１４．５日です。

〇　月別死亡者数

　死亡日ベースと発表日ベースで死亡者数が大きく異なっている月は、発表の遅れのためです。１月末時点では２８１人が、２月末時点では２４３人が未発表でした。

　第４波の死亡者数のピークは、発表日ベースでは２月だったのですが、実際（死亡日ベース）には、その１カ月前の１月であり、発表は１か月遅れたということです。

#東京都年齢階級別コロナ死亡者数　#東京都月別コロナ死亡者数