〇 9月8日付毎日新聞記事「軽症者向け新治療薬「ソトロビマブ」 9月末にも特例承認 厚労省」によれば、
「英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)が開発した新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「ソトロビマブ」について、厚生労働省は9月末にも特例承認する方針を決めた。
今月下旬に開く専門部会で審議し、了承されれば速やかに承認する方向だ。軽症や中等症の患者向けの薬としては国内で2例目となる。
感染防御に働く中和抗体を点滴で投与する薬で、酸素投与を必要としない軽症・中等症の患者のうち、重症化リスクが高い患者が対象となる。
GSKによると、海外で約1000人が参加した臨床試験で、入院や死亡を79%減らす効果が確認されたという。インド由来で感染力が高いデルタ株などの変異株に対して一定の効果を示す可能性もあるという。
米国では緊急使用許可を得ており、GSKは6日、厚労省に国内での製造販売の承認を申請した。
軽症・中等症患者向けの治療薬は、2種類の中和抗体「カシリビマブ」と「イムデビマブ」を組み合わせた「抗体カクテル療法」と呼ばれる中外製薬の「ロナプリーブ」がある。」
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