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♯コロナ隠れ陽性 東京都、市中で増加。モニタリング検査の陽性者は、保健所の行政検査の10倍。

〇 9月16日付日経新聞記事「隠れ陽性」市中で増加 ワクチン2回接種後に感染も」によれば、

「(前略)

検査を迅速に受けられないことにより、多数の感染者が潜在している可能性がある。検査体制のさらなる強化が必要である」。都が9日に開いたモニタリング会議では専門家から検査の遅れによる市中感染の広がりに懸念が示された。

 

 裏付けるデータがある。都が繁華街や企業などで希望者を対象に無料で行う新型コロナのモニタリング検査だ。

 9月5日までの1週間の陽性率は0.64%で、人口10万人あたりで640人になる。ほぼすべてが無症状者とみられる。

 

 感染の疑いがある人や濃厚接触者を対象にした都の行政検査で直近1週間で陽性が明らかになったのは人口10万人あたりで62.5人(14日時点)だった。

 モニタリング検査で判明した陽性者はこの10倍で、感染に気づかないまま普段通りに生活する無症状者が多いことをうかがわせる。(中略)

 

 モニタリング検査の陽性率は7月11日までの1週間は0.05%だった。その後2カ月で12倍になっており、柳原教授は感染力の強いデルタ型が広がった第5波で「無症状の陽性者が増えている市中の状況を反映しているのは間違いない」と話す。

 

 厚生労働省の調査では9月1~3日の新規感染者約4万2千人のうち2回接種後の感染者は2568人で全体の6%を占めた。これは症状が出るなどした人に占める割合で、2回接種後に感染した無症状者も多い可能性がある。

 

 無症状の陽性者が出歩けば感染が広がりかねない。防ぐには都内では1週間に2万件前後にとどまる市中での検査数をより充実させる必要がある。

 

 都のモニタリング会議は無作為の検査だけでなく、行政検査数の低さも指摘した。都の1日の行政検査能力は緊急時で最大9万7千件。1日の新規感染者数が5000人台に急増した8月の検査件数は、多い日でも最大能力の26%の2万5千件台にとどまった。

 

 伸びなかった最大の理由はデルタ型の感染拡大に伴う保健所の業務逼迫だ。

 東京23区の保健所担当者は「発熱した人の検査や入院調整で手いっぱい。濃厚接触者の検査は追いついていなかった」と明かす。(後略)