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#コロナ平均寿命 欧米で第2次大戦以来の大幅低下。日本は伸びる

〇 10月9日付日経記事「縮む寿命、コロナ爪痕 欧米で第2次大戦以来の大幅低下」によれば、

「(前略)

 英オックスフォード大学などのチームは人口統計データや新型コロナの死亡率などから、欧州27カ国とチリ、米国の2015~19年の傾向と、感染が拡大した20年の平均寿命を比べた。(中略)

 

 19年より順調に伸ばしたのはフィンランド(0.01歳)とデンマーク(0.07歳)、ノルウェー(0.18歳)だけ。残りはすべて低下した。多くの国は20年が15年よりも低く、過去5年の伸びが帳消しになっていた。(中略)

 

 研究チームは「強固な医療システムや(都市封鎖など政治的な)初期の介入が成功したのではないか」と分析した。

 

 深刻だったのは米国だ。全29カ国で最も平均寿命が縮まった。女性が1.65歳、男性が2.23歳も短くなった。

 

 分析では女性よりも男性の方がマイナス幅が大きくなる傾向にあった。新型コロナは男性の方が重症化しやすい。新型コロナの影響が長引けば、もともとある男女の差がさらに広がる恐れがある。

 

 新型コロナは高齢者や基礎疾患を持つ人が重症化しやすい。それだけに社会の問題をも浮き彫りにする。

 

 研究チームは米国が最大の下げ幅となった理由に、基礎疾患を持つ60歳未満の多さや、貧富の差による受診機会のばらつきなどを挙げた。

 

 米疾病対策センター(CDC)が別にまとめた暫定結果では、女性が1.2歳、男性が1.8歳短くなっている。第2次世界大戦の影響を受けた1943年(前年比2.9歳減)以来、最大の下げ幅だった。

 

 CDCは薬物過剰摂取による死者の増加も影を落とすとみる。米国では20年、前年比30%増の9万3千人以上が薬物の過剰摂取で死んだ。

 

 今回の論文で日本は取り上げていない厚生労働省によると、日本は20年も平均寿命が伸びている。女性が87.74歳、男性が81.64歳で、過去最高だった。

 新型コロナで亡くなる確率は女性が0.20%で男性が0.28%。がん、心疾患、脳血管疾患の3大死因でなくなる確率は約半数だった。

 

 日本は「手洗いや消毒でインフルエンザなどによる死亡者が減ったことが、平均寿命の更新の一因だろう」と尾島教授はみる。

 

 ただし「日本も21年は(感染力が強いタイプの)新型コロナによる死者が増えた。受診や検診控えの影響も出て、平均寿命が短くなる可能性はある」(尾島教授)。(後略)」

 

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