〇 東京都練馬区のホームページによれば、
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/koho/hodo/r3/r309/20210916.files/20210916-01.pdf
「区は、9月17 日から、自宅療養者の症状が悪化した際、早期に医療につなげられるよう、練馬区医師会や練馬区薬剤師会、東京都と連携し、医療提供体制の更なる強化を図る以下の取組みを実施します。
①かかりつけ医等による健康観察(早期介入)
多職種で早期に介入する仕組みを構築します。
②電話診療を中心とした在宅における医療支援
医師・訪問看護師・薬剤師が連携した対応を行います。
⓷練馬区酸素ステーションの設置
酸素投与が必要となった場合の受入先として、光が丘第七小学校跡施設に開設します。
(詳細)
① かかりつけ医等による健康観察(早期介入):区独自の新たな取組
PCR検査で陽性が判明した患者に対して、自宅療養が解除される日までの間、かかりつけ医が電話診療による健康観察を行います。
また、自宅療養中に当該医師の処方に基づき、薬を提供(置き薬)した薬剤師による電話健康観察も併せて行います。(事業のイメージ:別紙1のとおり)
別紙1
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/koho/hodo/r3/r309/20210916.files/01.pdf
〇 練馬区の自宅療養体制の画期的な点は、健康観察を行うのが保健所ではなく、PCR検査を実施した医師であるところです。
先ず、検査結果を陽性者に伝える際に電話診療を行い、その後も、自宅療養期間が解除されるまで電話診療を続け、必要時には薬を処方する。薬は、薬局から自宅療養者に届けられます。
また、入院が必要な場合は、医師が保健所に入院調整の依頼を行う、というものです。
電話診療の限界はあると思いますが、保健所による健康観察に比べ、一歩、前進していると思います。
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