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#東京自宅療養 コロナ第5波、訪問診療医が見た在宅療養のリアル

〇 10月23日付AskDoctors記事「「コロナ第5波」訪問診療医が見た在宅療養のリアル」によれば、

「(前略)

ーー東京都医師会が「第5波」に向けた対策づくりを、東京23区と都下の医師会に呼びかけたのは5月でした。

桜新町アーバンクリニック(世田谷区)の)訪問診療医である遠矢先生が感染者の往診をするようになったのは、いつからですか?(中略)

 

 保健所からの依頼があったのは、5月から7月までは月1回くらい。潮目が変わったのが8月に入ってからですね。

 委託していた医療法人だけでは間に合わなくて、僕らにもどんどん依頼が来るようになり、訪問診療の合間を縫いながら、多いときには1日5~6軒の感染者宅を往診する日々が続きました。(中略)

 

ーー先生はそれまで、コロナ感染者への往診をされたことはありましたか?(中略)

 

 幸い、以前、当院におられた遠藤拓郎先生が、現在、国際医療福祉大学成田病院で重症コロナ患者への対応をされているので、先生にコロナに関するモーニング・レクチャーをしていただきました。

 

 お聞きしてよかったことのひとつは、すでにコロナはある程度治せる病気になったということでした。

 

 ただ、それには条件があり、しかるべきタイミングで治療にきちんと乗っていれば、亡くなるところまでいかずに済む。だから、何よりも大事なのは重症化する前に入院して治療を受けるということでした。

 

 それを聞いて考えたのは、病院で使える薬が在宅では使えないので、下手に在宅で粘ることをせず、しかるべきタイミングで入院治療につなぐことに徹しようということでした。

 

ーー新型コロナの感染者は、それまではすべてが入院か宿泊施設への隔離対象とされてきました。でも、8月になると、入院できるのは中等症でもかなりの重症者に限られるようになりましたね。

 

 保健所からいただく往診要請の多くは、熱や咽頭痛に始まったウィルスによる炎症がじわじわと肺に広がり、やがて呼吸不全を来していく発症後7~10日目、酸素吸入が今すぐにでも必要な方々でした。

 

 医者としてなによりも辛かったのは、在宅でできるのが酸素とステロイドのみという打ち手のなさ。病院であればより幅広い治療薬が使え、適切なタイミングで治療開始できれば、コロナは生還できる病気になりつつある。

 

 これだけ自宅療養せざるを得ない状況にあるのなら、せめて病院でできる治療を自宅でも受けられるようにすべきなのに、登録された医療機関でしか治療薬を使用できないのが、とても悔しかったですね。(後略)」