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コロナ情報あれこれ

#コロナ5波収束 主たる要因はワクチン接種

〇 11月11日付Yahooニュース記事「デルタの「死滅・自壊」が第5波収束の原因ではないといえる理由(小野昌弘イギリス在住の免疫学者・医師投稿)」によれば、

「(前略)

 コロナの流行の広がりとは人から人への感染の連鎖がとまらないほど次々感染が広がることである。

 一方で、封鎖や自粛で人と人の接触を断つと強制的に流行を止められる。それゆえ、自粛や緊急事態制限がされているときに流行が抑制されたなら、まず最初に考えるべきは自粛・緊急事態宣言の効果である。

 これに加えてオリンピック後の東京などでの医療崩壊が広く知られたことも人々の行動変容を促した可能性があろう。

 

 しかしながらこれだけでは第5波が加速度的に流行が収束したことを説明はしない。ここで重要であったのはワクチン接種の広まりだと思われる。

 

 コロナのワクチンは接種2〜3週間後が最も高く、それから半年単位で減弱することがわかっている。若い人ではコロナに対する抗体はあまり減衰しないが、高齢者、特に80歳以上では、接種後半年程度たつと、ワクチンによる防御効果が数割落ちてきているというデータもある。

 

 たまたまのことであるが日本ではワクチンの接種が行き渡るのが遅かった。

 地域による違いが大きいが、特に30−40代の働き盛りの世代でワクチン接種が遅れたため、オリンピック終了後にワクチン接種を終えたという人も多い。このため、現時点ではコロナに対する免疫のはたらきが強いひとが比較的多いはずである。

 

 ワクチンが効果を示すとき、重症化の抑制とともに、感染の確率も相当程度減らす。だからワクチンで免疫ができている人が相当程度増えると、人から人への感染の連鎖をあちこちで断ち切ることができる。

 

 さらに重要なこととして、コロナに対する免疫がもっとも強力になるのは、ワクチン接種をした人がコロナに感染したその直後であることも分かっている。ワクチン接種なしで感染したときも一時的な免疫はできるが、これでは免疫の減衰が早く、治癒後にワクチン接種が必要になる。

 

 つまり大流行を自粛で抑制にかかったタイミングでちょうどワクチン接種をようやく広く行き渡らすことができたことが今回の第5波の収束を形作ったと考えられる。

 

 別の言い方でいうと、自粛で人と人との接触が制限されて流行が広がりにくくなったところで、多くの地域でワクチンあるいは感染(あるいはその両方)による免疫を持つ人がふえたおかげで免疫が盾になって人と人の感染の連鎖が切れた。これが流行の収束を後押しした可能性は高い。(中略)

 

 次に、今回の劇的な収束がワクチン接種の行き渡りによるならば、多くの人のなかでワクチンの効果が減弱してくる時期に日本でも流行の再燃が起きる可能性があるということを意味している。ワクチン接種後5〜6ヶ月後からワクチンによる防御の低下がめだってくることは事実として重要である。

 

 それがゆえに、次の流行=第6波=による被害を最小限にするうえで第3回接種(ブースター接種)をいつどのように行っていくのが最適であるかも重要な視点である。簡単にアウトラインを書くと、高齢者で免疫の減弱が比較的早いので、重症者・死亡者を最小化するためには、高齢者・医学的リスクの高い人々を優先して第3回接種をする必要性が高い。(後略)」