願!コロナ退散

コロナ情報あれこれ

#コロナ抗原検査キット ネット販売の解禁見送り。医療界に根強い反対論

〇 11月19日付日経新聞記事「コロナ抗原検査キット、ネット販売の解禁見送り 医師・薬剤師の都合優先」によれば、

「政府が19日に公表する経済対策の原案から、新型コロナウイルスの感染を調べる「抗原検査キット」のインターネット販売を解禁するとの記載が削除された。

 薬剤師による対面での説明を不要とすることに医療界の根強い反対論があった。岸田文雄政権がめざす検査拡大よりも、医療界の主張が優先された形だ。中略)

 

 抗原検査キットは自分で鼻の穴に綿棒を差し込んで検体を採取すれば、15~30分ほどで検査結果が分かる。9月にコロナ対応の特例として薬局での販売が解禁された。

 

 海外では抗原検査キットの普及を経済活動の正常化に活用するケースが目立つ。英国では駅などの公共施設でキットを無料配布し、外出する人たちに自宅でのこまめな検査を促している。

 

 日本は国内でワクチン接種が進んだが、接種を終えた人が感染する「ブレークスルー感染」のおそれが指摘される。経済正常化が進めばブレークスルー感染した無症状の感染者が増え、感染再拡大に至る懸念もある。

 

 経済正常化を着実に進めていくためにも検査の拡充で、感染状況を迅速に把握できる体制づくりが急務だ。自宅などでも手軽に調べられる抗原検査キットのネット販売はその有力な選択肢の一つとみなされていた。

 

 現在は店頭で薬剤師から直接、利用方法などの説明を受けなければ購入できない規制がある。薬局に薬剤師がいない時間帯や曜日には買えない

 内閣府の規制改革推進会議はキットの販路を増やすよう主張。欧州やシンガポールなど海外でネット販売を認める国は多い。首相官邸内にも同様の意見があった。

 

 厚生労働省や医療界に反対論が強い厚労省は無症状感染者を誤って陰性判定するリスクを懸念。陰性判定に安心した感染者が外出し感染を広げてしまうと危惧する。

 

 キットで陰性でも症状があれば医療機関の受診が勧められる。陽性でも医師の診断を受ける必要がある。こうした薬剤師による説明がネットでは難しくなると懸念する。

 

 日本医師会中川俊男会長も17日の記者会見で「薬剤師が丁寧な説明を行い、購入者が理解した旨を署名することになっている。検査(精度)の限界を十分理解することが重要だ」と強調した。

 医師会側にはコロナ以外の検査・治療薬に解禁が波及し、開業医の患者減につながりかねないとの警戒感があるとされる。(後略)」

 

(関連記事)

#コロナ抗原検査キット 薬局で医療用ばら売り、1個2000円以下 - 願!コロナ退散